2015年12月24日放送のミヤネ屋で団地に関する空き家問題の特集がありました

2015年12月24日のミヤネ屋で、団地の現状をテーマにした特集が放送されていました。

戦後の高度経済成長期に、爆発的に増えた都市部の人口に対応するため国の政策として建設が進んだ団地。

ダイニングキッチンや様式トイレなど、洋風で近代的な設備は庶民の憧れであり、入居の競争率が100倍に及ぶこともあったのだそうです。

しかし、時は半世紀以上も流れると、現状はかなり様変わりしている面もあるようです。

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都営桐ケ丘団地の現状

藤村キャスターがロケで訪れたのは東京都北区の『都営桐ケ丘団地』でした。

1954年に建設が進んだ、147棟5020戸という日本屈指のマンモス団地であり、最盛期には1万7000人もの人が桐ケ丘団地で暮らしていたのだそうです。

しかし今は老朽化も進み、壁にはひび割れなども目立ちますし、柵などのサビもかなりのものです。

内部はさらに深刻なものであり、埋め立てした分が地盤沈下を起こし、土台としての基礎部分がむき出しになっている箇所もあります。

空き家問題による盗難事件も多発

ベランダに取り付けられた給湯器を窃盗するという犯罪も多発しているのだそうです。

こうした盗難事件が発生する要因として『空き家問題』があるようです。

桐ケ丘団地N第2地区では空き家率はなんと4割にものぼるのだそうで、その数は300戸。

団地付近の商店街もシャッターを閉めたまま、という光景も目立ちました。

かつてのにぎわいはそこにはなく、時代の流れを感じずにはいられません。

団地に住む人々の高齢化も進む

週に3回、団地に青果の移動訪問販売をおこなっている『仙台屋』の店主さんも、ここ20年くらいでやはり高齢化が目立つと語りました。

たしかにこちらの移動訪問販売を利用するのは高齢の方が多いようです、離れた大型ショッピングセンターに行くのも大変だからという理由で、このような訪問販売は必要不可欠なのだそうです。

実際に、全国で見ると65歳以上の高齢者の割合は26%なのに対し、桐ケ丘団地では高齢者の割合は57%を占めているのだそうです。

住人同士を繋げてきた夏祭りや運動会などの行事も、運営が難しくなっており、翌年はどうしようか、と悩ましいようです。

老朽化による団地の建て替えも行われている

都営ですので、東京都の全額負担による団地の建て替えも1996年ころより行われているとのことでした(2020年完了予定)。

しかし、桐ケ丘団地に住む人の本音もインタビューされていました。

家賃が上がるということ、思い出の詰まった部屋を出るということに抵抗感があるのだそうです。

埼玉県の上尾シラコバト団地も特集されました

こちらの団地もやはり高齢化問題があるようで、住人の4割程度が高齢者なのだそうです。

団地の集会場の様子が放送されていましたが、たしかに高齢者の方が目立ちました。

暗い感じに紹介されるのかとおもいきや…皆様とても楽しそうにお喋りに花を咲かせており、若輩者の僕が言うのもおこがましい限りですが、皆様活き活きとしておられます!

これが団地のコミュニティというものなのか…と思い知らされた気がしました、孤立感がなく、むしろこのような集会をすることで安否確認になるというメリットも含んでいるのだそうです。

しかし、上尾シラコバト団地での入居率については、低下が目立つようになっているのだそうです。

上尾市内の他の県営団地の入居率は9割なのに対し、シラコバト団地の入居率は7割となっているそうです。

ある一定以上の収入がないと入居できない、という決まりがあるそうで、そこがネックになり入居率の低下につながっているのだそうです。

具体的には月収30万円以上、とも言われているそうです(実際に敷地内には年収3,600,000円~5,300,000円などという入居者募集要項の看板があります)。

2K・3Kなどのタイプの部屋があり、家賃はおよそ3万3000~3万7000円強となっているそうです。

このような決まりがあることの理由としては、1967年に開催された埼玉国体時に建設された選手の住宅を再利用するかたちで運営が始まったシラコバト団地であり、一般とは異なる『特別県営住宅』という中堅所得者向けとして設定されたのだそうです。

このような発想は21世紀となった今ではミスマッチなようで、2009年に所得による募集制限を引き下げて先ほどの金額の年収の設定にしたようですが、それでも若い世代の入居はあまり見込めていないのだそうです。

シラコバト団地で行っている工夫は若い世代のシェアハウス

空き家のままにしておくべきではありませんので、やはり工夫をしているようです。

埼玉県民の所得動向や民間の賃貸物件の家賃相場の動向を見守り、年収による応募制限を設定しなおし様子を見るばかりではなく、一部の空き室をフローリングの2人用の部屋に改修する、という方法で対策を試みているようです。

その結果、近隣大学の学生がシェアハウスとして住んでいる、というケースが多くなっているようです(o・ω・o)

2LDKで約1万8000円、これをシェアですので、学生にとっても非常にリーズナブルであり、しかも改修済みですので綺麗でもあり、これで空き家問題もだいぶ解消されるのではないかと関心させられました。

学生にかぎらず、単身のサラリーマンの方などにもうってつけな感じがしました。

実際に住んでいる学生さんのインタビューでは、親元を離れているだけでに、団地内のおばあさんなどから挨拶をされたりするとあたたかみを感じるのだそうですよ(^O^)

7月には2年ぶりに団地祭も開催されたようで、シラコバト団地に住むシェアハウスの学生の力が大変大きかったようです。

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