健康スペシャルウィークの3日目、水曜びの2015年11月11日は『えんどう耳鼻咽喉科クリニック院長』の遠藤誠医師のご登場です!
月に1000人以上も診察しているとのことです(o・ω・o)
『鼻とノドを正しくケアすればまず風邪をひくことはない』
マスクのダメな付け方で、風邪をひく確立が10倍にも増加してしまう、など、新常識も!
風邪をひく原因はドライノーズが多い
風邪の原因は『ドライノーズ(dry nose)』だといいます。
早速スタジオで、榎並大二郎アナといとうまい子さんがドライノーズであると遠藤先生が診断しました。
あまり聞き慣れないこのドライノーズとはそもそもなんでしょうか?
率直にいうと、鼻の穴の中の粘膜が乾燥してしまっている状態の事のようです。
乾燥が強くなり、鼻水が固形化されているかのような状態のようです。
ドライノーズになってしまうと粘液が減少し、粘膜のバリア機能がなくなってしまうということになるようです。
ドライノーズの原因と対策&風邪予防
暖房器具の発達による乾燥が挙げられますし、都市部で年々湿度が低下している事も知られており、ドライノーズになりやすい環境下になりがちな現代のようです。
朝起きてすぐにすると良いのは歯を磨くということ
充分な睡眠後、起床後にすぐすると良いのはハミガキ!
寝ている間に鼻と口の中が乾燥しており、雑菌が繁殖しやすい状態になっています。
そこでいきなり食事や水を飲むということは、口の中の雑菌を体内(ノド)に入れてしまう事になります。
歯磨きが理想的なようですが、口をすすぐ感じにうがいをすることから始めてもよいそうです。
風邪予防に効果的な朝ごはんはカットりんご
風邪の大敵である乾燥を防ぐためには、噛む事によって唾液をたくさん出すことでウイルスからの防御機能をアップさせたいものです。
スムージーなどでも栄養価は高く、遠藤先生も朝食に摂っているそうですが、カットりんごがオススメされていました。
唾液の中には抗ウイルス作用、抗細菌作用のある『分泌型IGA』というものが含まれているとのことでした。
噛む事が大事なので、食事ではないものの、ガムを噛むなども風邪予防には効果的だといいます。
風邪予防に正しいマスクの付け方
ガーゼのマスクと使い捨てマスク、どちらが風邪予防に良いのでしょうか?
ショッキングな事に、どちらでもないそうです(´;ω;`)
なぜならば、どちらにしても網目をこえてウイルスはやってくるというのです…。
せきやくしゃみでの飛沫はマスクを飛び越える事はないので、他者にうつすことは減少はするようですので、マスクはどちらかというとウイルス拡散防止に役立つということなのでしょうか(´・ω・`)
しかし!
付け方次第で風邪を防げる可能性が10倍増えるということで、正しいマスクの付け方の方法が紹介されましたヽ(=´▽`=)ノ
- 表裏をしっかり確認すること
- ノーズピースと言われる針金を自分の鼻の形にしっかり合わせて隙間をつくらない
- マスクをアゴの下まで伸ばして全体に隙間がないか確認
- マスクのヒモだけを触って外します。
4番目が超重要らしく、マスク本体にはウイルスが付着している可能性があるので手で触らないほうが良いとのことでした。
うがいにより良いのはうがい薬ではなく水道水!
うがいの効果は殺菌消毒の他に粘膜を潤わす役割があります。
低い温度の水道水ではなく、人肌程度のぬるま湯が良いそうです。
うがい薬を使うべきタイミングは風邪を引いてしまったあとのようです(´・ω・`)
風邪でもなんでもない時にうがい薬を使うと、強い消毒成分で大事な菌なども滅してしまう可能性もあるとのことでした。
うがいの正しい方法
- 水道水を軽く口の中に含み、口の中の菌がノドにまでいかないように約10秒ほど口をゆすぐ
- 続いてななめ上を向き少し音を出しノドに振動を与える
- 正面だけではなく首を左右に動かしながらうがいをする事でノドの両端の菌も洗い流す!これを15秒程度おこないます
3番が新常識かもしれませんね(o・ω・o)
風邪予防になる入浴法は入浴中に歌をうたうこと!
鼻と口から大きく蒸気を吸う事となり、乾燥を防ぎ粘膜の免疫力をあげていく事になります!
入溶剤の立場がないじゃないか?と坂上忍さんがおっしゃいましたが、入溶剤はリラックス効果があり、リラックスする事も風邪予防からそう遠くはない的に遠藤先生も苦笑気味にフォローしておりました(o・ω・o)笑
布団に入ったあとの寝る前の呼吸は鼻呼吸が良い
なぜ鼻呼吸が良いのかというと、鼻というのは自分自身に備わった加湿器なのだといいます。
また、鼻から吸った空気は脳の温度を低下させるので寝付きがよくなるという作用もあるようです。
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