白頭山に噴火の兆候があるというニュースがフジテレビで報道されました

2019年4月15日のフジテレビ系のFNNニュースの中で、韓国の研究機関が白頭山の大規模な噴火の兆候があることを明らかにした報道がありました。

トップニュースではなく、わりと後半にさらりと伝えられた感じがしましたが、個人的に大変気になるニュースでしたので、白頭山の噴火に関する情報や歴史をいくつか調べてみました。

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白頭山の噴火の兆候のニュース

白頭山とは?

北朝鮮と中国にまたがる山のことで、日本語読みですと『はくとうさん』、朝鮮語では『ペクトゥサン』と発音する活火山のことです。

標高は2,744メートルとのことですので、日本の富士山よりは1,000メートル程度低い山ではありますが、地球上の活火山としてはエネルギーの強い山のひとつである、という位置づけのようです。

北朝鮮にとってこの山は聖域にあたるのだそうです、理由は金正日総書記の生まれ故郷である、という説や、韓国を含め、神話に登場する聖地である、などの説があるそうです。

2018年には南北首脳会談にて、文在寅(ムンジェイン)大統領と金正恩委員長がこの山に登頂し、手を取り合った写真も存在しております(報道もされていますね)。

白頭山が大規模な噴火をした場合の被害

小規模な噴火では壊滅的な被害にまでは及ばないようですが、今回は韓国政府が想定を超える規模の噴火を懸念している、ということですので、もし大噴火となってしまえば相当な被害は韓国や北朝鮮のみならず、周辺諸国、あるいは世界…そして日本へも及ぶことが想定されているようです。

まず、日本における被害としては、火山灰が降り積もることです。

これに関しては科学的根拠もかなりありまして、1970年代の段階のボーリング調査にて、日本海や北海道、東北などで、日本の火山の噴火による火山灰とは異なる化学組成である質のものが発見・確認されているからです。

そしてその厚さも、やはり朝鮮半島に近づけば近づくほどに厚みがある、というものだそうで、つまり、遠ければ遠いほど火山灰は届かない、という自然の原理を指しており、つまり、かつて白頭山で噴火した際の火山灰の降灰によるものではないか、という理論が成り立つのだそうです。

日本の古代の記録文書(扶桑略記というそうです)などと照らし合わせて、やはり10世紀前半に噴火があったのではないか、という説が有力なのだそうです。

とはいえ、中国の歴史書などは917年とする説があったり、、やはり、なかなか断定は出来ないものではありますが、だいたいこの時期に大きな噴火があったのであろうことはほぼ間違いないと思われます。

1,000kmも離れた日本にも火山灰が届くのですから、やはり中国を含めた周辺諸国にも火山灰が降ることが想像出来ます。

今の所、日本では北海道(南西部)や東北の北部に最大5cm程度の火山灰が降るのでは、という予測がされているそうですが、未曾有の事態でありますので、本当はもっと大変なことになるのではないか…と不安が募りますね…。

では、朝鮮半島そのものはどうなるのか?と言いますと、かつての噴火では火山灰が1メートル以上も積もった、という記録があるのだそうで…これが半島全域に及ぶ、となれば、あまりにも壊滅的な事態となってしまうのではないかと、もはや誰も想像のできない災害のレベルであろうと思われます。

白頭山の噴火の兆候は実はずっと前からある

まだまだ地震や噴火の予測の精度は決して高いレベルに到達していないのが世界の現状でありまして、白頭山の噴火への懸念についても、実は今に始まったものではありません。

少なくとも2000年以降、頂上付近での地殻変動や温度上昇が見られたり、FNNニュースでも伝えられた通り、3年間で3000回以上の火山性地震が観測された、というのも2002年からの3年間の事であったり…今は2019年であり、14年も経過した今、このようにようやく噴火の兆候がある、と報じられるのが現段階での現実です。

白頭山の噴火はいつ?

上述した内容を踏まえますと、白頭山が噴火するのは2019年かもしれませんし2050年くらいかもしれませんし、2100年なのかもしれませんし、これは誰にもわからない事です。

ただ、急にテレビで大々的にこのような白頭山の噴火の兆候、のニュースを目の当たりにしたり、それ以降のネットニュースでこのようなニュースの見出しを見た人にとっては、「今年噴火するのか!?」ととらえてしまう人も少なくないと思うのです。

とはいえ、近隣の活火山の噴火の可能性がある、という事実は、やはり頭の片隅くらいには常に残しておくべきなのかもしれません。

貞観地震と白頭山噴火の時期が近いことから関連性も注目されている

東日本大震災が起こった時に、一気に有名になった貞観地震(貞観10年、西暦869年)。

この頃には、864年の富士山の大噴火や、南海トラフ巨大地震ではないかとされる地震が887年にあったり、目まぐるしく自然災害に見舞われてしまった歴史があります。

そして白頭山も946年頃に噴火したのではないか、という説が有力であるため、根拠は不明なままではありますが、日本を含めたアジア極東部の地殻変動が活発に起こっていた時代だったのではないか、という考えがあるそうです。

2019年4月16日には、阿蘇山の噴火がありましたし、15日の段階では沖縄での群発地震も相次いでいます。

貞観地震の5年前にあたる864年にも、やはり阿蘇山での噴火があった記録が残っています。

繰り返しになりますが、こういった自然災害の関連性の根拠は不明なままではありますが、やはりこの2000年代最初の時代は、大きな自然災害が起こりやすい時代なのかもしれない、という心構えは改めて持っておくことも必要なのではないか、と感じたりもします(と言ってもマスクや飲水を常備しておくことくらいしかなかなか出来ないのですが…)。

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