2018年5月18日放送の沸騰ワード10での『取り憑かれた達人SP』という企画で、日本一のはんこ屋VS名字研究家、という対決の特集がありました。
個人的に知的好奇心くすぐられまくりだったので、まとめてみたくなりましたφ(..)
なお、紹介する名字の由来についてはどれもこれも『諸説あり』となっていました。
日本全国の激レアな珍名さんの読み方や由来などまとめ!
2017年12月と2018年3月にも同じ特集があったそうで…勉強不足でした。
その時と同様に、朝日奈央さんとはんこ屋の秀島さん、そして名字研究家でいらっしゃる髙信(たかのぶ)さんによるVTRでした。
髙信さんは45年もかけて全国を練り歩き、様々な珍名さんを見つけているすごい人です(゚∀゚)!
例としては、
- 一番合戦さん(いちばんがっせん):全国約5軒
- 一寸木さん(ちょっき):全国約30軒
- 東風平さん(こちんだ):全国約70軒
- 老野生さん(おいのしょう):全国約4軒
などなどだそうで…
昭和女子大学で珍名さん探し
今回は髙信さんの秘策として、大学での取材となりました。
春といえば新入生が多く、大学と言えば全国様々な地域から上京してくるということもあり、珍名さんを発見する大チャンスなのだそうです!
以下、敬称略ですがご紹介!
阿由葉
読み方は『あゆは』。
全国に約153軒ほどある名字なのだそうで、栃木県に多い名字なのだそうです。
本当はご先祖様の代では「あゆば」だったそうです。
『鮎が多く獲れる場所』=鮎場=阿由葉と転じていった名字なのだそうです(^o^)
尾登
読み方は『おとう』さん。
神奈川県に多い名字で、全国約102軒存在するのだとか。
世取山
読み方は『せしゅやま』。
『世を取る』という武士の願いをそのまま名字にしたのだそうで、全国に現在でも41軒ほど存在しているのだそうです。
出利葉
読み方は『いでりは』。
植物の『ユズリハ』が転じていでりは、となった説があるそうで、全国に99軒ほど存在する名字なのだそうです。
木齋
読み方は『きさい』。
木下さんと齋藤さんが結婚する時に、両家の名字の一文字を残したいという事で合体させたという説があり、全国で3軒ほどしか存在しないレアケースです!
二門
読み方は『にもん』。
仏教用語が由来となっており、全国で12軒ほど存在する名字なのだそうです。
郷右近
読み方は『ごううこん』。
室町時代の役職である『右近』が由来となっており、全国で108軒ほど存在するのだそうです。
伊礼
読み方は『いれい』。
髙信さんは「これは沖縄の出身」と言い当てる場面が!
眞下
読み方は『ましも』。
これは「群馬県!」とまたもや言い当てた髙信さん、、
井上
いのうえ、、宮崎などに多いのだそうで、言い当てていました。
不虚作
『ふこさ』と読みます、全国で1軒のみの超激レア珍名さんです!
仏教用語であり、有り難い教えの事だそうで、お坊さんが名乗ったのが始まりなのだとか。。
ちなみにこの不虚作のはんこは秀島さんのところにありました…すごい!
朝日
朝日奈央さんの『朝日』は岐阜県!と髙信さんは言い当てようとしましたが、不正解でした!笑
こういうおちゃめな一面が髙信さんには多々あり、愛すべきキャラでした(^o^)
雲然
『くもしかり』と読みます、髙信さんがずっと会いたかった珍名さんなのだそうです。
秋田県の方言で『小さなくぼみ』を意味する『ポムシツカリ』が転じた名字なのだとか。
ちなみにはんこは存在しておりました。
【関連記事】
法政大学でも調査!
地方出身者が7割も占める法政大学でも珍名さんを探しました。
大稔
『おおとし』と読みます、なんと全国で1軒のみ!
髙信さんも聴かなきゃ読めない、初めて見る名字でした。
萬石
一万石のお米の収穫を願い命名された『まんごく』さんでした。
全国で約1軒しかない珍名さん、ちょっと意外!?
五百旗頭
いほきべ、と読むそうです。
五百の兵を率いた頭領が名乗った名字なのだそうで、全国に約24軒ほど存在しております。
秀島さんと髙信さんの勝負
3勝を目指した髙信さん、しかし結果は10敗に終わるという散々な結果なのですが、これは単に秀島さんがすごいのひとことでした。
提示する名字のすべてのはんこを秀島さんは取り扱っており、まさに伝説のはんこ屋と呼ぶにふさわしい方です。。
次郎垣内
じろうかいと、と読みます。
垣内(かいと)とは屋敷を囲ってある石垣のことだそうです。
つまり、次郎さんの領土、という意味合いになります。
界外
「これは伝説の名前」と秀島さんに言わせた珍名さんですが、はんこは存在しました。
読み方は「かいげ」と読みます。
三重県は伊賀、つまり、忍者の末裔が名乗った名字なのだそうで、江戸時代に戦がなくなり役割を終えた忍者が忍の世界から外に出る、という意味合いを持つ、非常にドラマのある名字だな~と感心です。。
十七夜月
「かのう」と読み、全国で1軒しかない珍名さんなのだとか。
十五夜の2日後、つまり、十五夜のお月さんへのお願いごとが叶うのが2日後、という言い伝えから演技が良いとのことで名乗られた名字なのだそうです。
大平落
「おでらおどし」と読みます。
文字を漢文的に並べかえますと、『平落大』、大の字の横の棒を取ると『人』になります。
つまり、『平家の落人』という意味合いになります。
戦に敗れ里に逃れた平家の武士が名乗った名字、という説があるそうです、まさに歴史ロマンそのものですね…
結解
読み方は『けっけ』です。
大炊御門
おおいみかど、と読みます。
グーグル日本語入力ではなぜか一発で変換されます!
全国4軒の珍名なのに、なぜ…!?笑
兀山
はげやま、と読みます、全国で5軒の珍名なのですが、これもグーグル日本語入力で一発で変換されます。
湯通堂
ゆづどうと読みます。
湯が通ったお堂(今で言う銭湯のようなもの)を管理していた人が名乗った名字なのだそうで、名字というより役職に近いような名字でした!
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