2015年10月22日放送のバイキングのひるたつ、痩せやすい体にする達人、ダイエットの達人さんが登場です。
管理栄養士のだ伊達友美(だてゆみ)さんという方です。
伊達さん自身30年ほどダイエットとリバウンドに苦しんだのだそうです。
ピーク時には今現在よりも25kgも太っていたそうです、そんな中何百種類ものダイエットに取り組んだのだそうです。
カロリー計算ダイエット、油抜きダイエット、炭水化物抜き(低炭水化物)ダイエット、などなど。
しかし、それで痩せてもどうしてもリバウンドしてしまったのだそうです。
その苦労の中、行き着いたダイエット法があったのだそうです、食事選びダイエットなるものです。
痩せるための栄養学で5000人を指導する経験などの実績もあるとのことです(o・ω・o)
ダイエット本関連書籍は累計14万部も売れているそうです(『やせるのは、こっち』など)
好きなものを好きな時に食べても太りにくい体を作る事ができる、というのです。
伊達さんご自身もこの方法で20kgのダイエットに成功し、維持しているようですよヽ(=´▽`=)ノ
痩せやすい体にする食事の具体例
太る原因は食べる量ではなく、食べ方にある、と伊達さんがおっしゃいます。
たとえば、
『カルボナーラとペペロンチーノの両者、痩せやすい体にするのはどっち?』
といったもの。
正解はカルボナーラなのだそうです。
では、『野菜サンドとカツサンド』では…?
こちらはなんと、カツサンドのほうが痩せやすい体にする食事だ、というのです。
『ビーフカレーとチキンカレー』では、ビーフカレーのほうが痩せやすい食事。
食事選びダイエットの根拠
持病(糖尿病など)でお医者さんから指導を受けていない状況の人に限るそうですが、痩せるための体づくりとしてまず必要なのはたんぱく質なのだそうです。
たんぱく質が多く取れるメニューを選ぶ事で、筋肉の多い体を作れる。
筋肉の多いからだは代謝量も上がる。
まぁ、基本ですよね栄養学の…しかし、なんだかんだで見落としがちというか、他の方法でダイエットしたい!と思いがちではあります。
先ほどの食事選びの二者択一にも根拠が当然あります。
カルボナーラとペペロンチーノでは、カルボナーラのほうが卵とベーコンを使用しているメニューなので、その両方の食材からたんぱく質を摂取できる事になります。
野菜サンドとカツサンドでは、カツサンドのほうが豚肉のたんぱく質と、さらに豚肉のビタミンB2が脂肪燃焼に役立ちます。
脂肪燃焼といえばカプサイシン、カプサイシンといえばペペロンチーノなのでは!?と薬丸さんが鋭いツッコミもしましたが、伊達さんがおっしゃるのは、カプサイシンには世間で言われているほど、思われているほどの脂肪燃焼効果は期待できない、という事でした…。
仮にカプサイシンで脂肪燃焼効果を期待した場合は、人間でいうには何kgものカプサイシン、唐辛子などを食べないといけない、という換算になるようです、ムチャですね(´・ω・`)
そしてビーフカレーとチキンカレーですが、鶏肉にでもたんぱく質は摂取できますが、カレーのチキンといえばもも肉を使っている事が多く、つまり皮が多いですよね?そうなると、たんぱく質の摂取量が減ってしまうので、ビーフカレーに軍配が上がるようです。
お肉にはLーカルニチンという成分が含まれており、脂肪燃焼効果があるのだそうです。
牛肉>豚肉>鶏肉
の順番に含まれている量が多いのだそうです。
「けど、結局運動しなきゃダメでしょ?」
と思いますが、もちろん運動は体に良いし更なるダイエット効果もあるものの、人間はそもそも重力に逆らって生きており、それだけで筋肉は使うのですでに効果が得られるのだそうです。
では、1日あたりに摂って欲しい動物性たんぱく質(肉・魚・卵など)の量はどうでしょうか。
目安は手のひらです、厚みも含め、手のひら2枚分を1日に摂取するのが理想的なようです。
では、牛たんなどでもいいのか?となると、牛たんには脂肪分も多いので、Lーカルニチンの事を考えると赤身のお肉が最も良いそうです、ヒレ肉などですよね(´・ω・`)
【伊達友美さんの書籍】
【伊達友美さんご出演関連記事】
▶2016年1月21日のひるたつでの伊達友美先生提唱の『帳消しダイエット』
痩せやすい食事選びその2
お刺身と焼き魚では、お刺身。
アーモンドとくるみでは、くるみ。
栄養学の観点から見ると、このお刺身とくるみには共通点があるようです。
キーワードは良質の油(オメガ3脂肪酸)
良質な油を摂取すると、代謝をあげて脂肪燃焼効率もあがると言われているそうです。
油は太るというイメージを持ちがちですが、不必要と思うのは大間違いだということですね(´・ω・`)
お刺身の生魚にはEPA、DHAと呼ばれるオメガ3脂肪酸というものが含まれているので、この成分が内臓脂肪に作用すると言われています。
摂取目安はだいたい常識的な感じの1人前で充分だそうです、旬なお魚が特に脂が乗っており良いそうです。
くるみにはオメガ3脂肪酸に含まれるαーリノレン酸(アルファーリノレン酸)というものがやはり脂肪燃焼に役立つのでオススメなのだそうです。
同じナッツ類でも、アーモンドにはこのようなオメガ3脂肪酸は含まれていないとのことです。
摂取目安はだいたい1日ひとつかみ分くらいだそうです。
痩せやすい食事選びその3(甘いもの)
飴とチョコでは、チョコ。
アイスクリームとシャーベットでは、アイスクリーム。
これもまたイメージを覆す感じです。
甘いものの食べ過ぎはよくありませんが、食べるならどっち?となった場合、こんな感じになるのだそうです。
糖質は人間にとって必要エネルギーであり、吸収をゆるやかにしたい、というのが理想的なのだそうです。
吸収をゆっくりにするためには脂肪分や食物繊維などと一緒に摂取するとよい、といった感じだそうです。
このように糖質の吸収率を抑えれば体脂肪の合成が抑制される事になり、太りにくいという理論だそうです。
チョコはカカオに含まれる食物繊維により、糖質の吸収がゆるやかになりますので、あめちゃんよりチョコのほうがベターということになる理論です。
ちなみにアイスクリームは乳脂肪と一緒に消化するので、糖質の吸収がゆるやかになります。
ダイエット効果を高める食べ合わせというものもある
唐揚げにはレモンをかける!
その根拠は、酸化した油を中和する、というレモンのクエン酸効果によるもの。
酸化した油というのは脂肪になるので、中和してあげましょう、ということ。
揚げ物にはなにか酸っぱいものをかけましょう!という事でした、焼き魚にも同様の事が言えるそうです。
こんな感じに栄養学のスペシャリストさんがおっしゃる、大変基礎的であり、理にかなったダイエット方法だったのではないかと思いましたφ(..)
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