2015年7月10日放送のダウンタウンなうで、ガンに関する特集が組まれていました。
”ガンを克服した芸能人”
という事で鳥越俊太郎さん、原千晶さん、麻木久仁子さん、吉井怜さんがガンについて語りました。
このページでは”ガンのサイン”についてまとめて記事にしようと思いました。
国立がんセンターの報告によると2015年に予測されるガン罹患数は982,100人にも上るとされています。
年間に100万人近い人が新たにガンにかかる時代、といった感じです。
こうなると、累計2人に1人はガン、という事実も納得はいくかもしれません…
個人的な話ですが”はいだかだはいす” とおぼえた事があります。
これは、ガン死亡率の順番の覚え方として看護師さんの国家試験で出てくる問題なのですが… 数年前なので、今はどうなのでしょうか。
はいだか、が男性(肺、胃、大腸、肝臓)で、
女性がだはいす(大腸、肺、胃、膵臓)。
人には寿命が必ずあります。 医療従事者さんから、どうせ人は寿命があるのだから、最後はガンだったらまだいいほうだ、などという言葉を聞いた事が個人的にあるのですが…
それでも癌と聞くと、どうしても恐ろしい印象が拭えません。
ゲスト4人のガンのサイン
ゲストの四方が具体的にエピソードを語ってくださいました。
鳥越俊太郎さんの場合
大腸ガンを患った鳥越俊太郎さんは、
「飲んでいたビールが、なんかマズイな…」
と感じたんだそうです。
トイレの水が赤黒く濁った事があり、それも自分ががんかもしれない、という自覚症状だったとも語りました。
自覚症状といっても、痛みなどよりもこうした行動面での変化で、あとになってみればやっぱり…
と気づく事も多いのだとおっしゃいました。
他の病気と違い、痛みなどの症状が出ないのが”がん”と何度も鳥越俊太郎さんは語りました。
検診こそが、がんリスクと戦う近道なのだろうと強く感じました…。
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原千晶さんの場合
30歳で子宮頸がんを患った原千晶さんは重い月経での腹痛、不正出血があったのだそうです。
35歳で子宮体癌を患う事になってしまった(2度目の子宮ガン)時には、首、手首、足首が氷が張り付いたように冷たく、痛く、違和感があり、押すと飛び上がるほどに痛い時もあったんだそうです。
婦人科系に疾患がある場合のツボだったのだそうです。
10代で白血病を患った吉井怜さんは1週間前から微熱があったものの気にせずに過ごしており、その後震えが止まらずしゃがみこんでしまうほど光熱になってしまったそうです。
乳がんを患った麻木久仁子さんは、50歳になるのを機にマンモグラフィ検査をした結果、乳がんが見つかったそうです。
自分には関係ないと思って受けた結果、見つかったのだそうです。
見つかっても、まだ違和感はないほどに超早期発見だったとの事です。
ガンの罹患率というものは、50代以降になると急激に上昇するデータが出ています。
やはり、検診というのは大切だという一例であると思いました。
三大がんと見落としがちなガンのサイン
日本人の死亡原因が高い三大がん。
死亡原因がん1位の肺がんのサイン
症状としては
- 咳が続く
- 声が枯れる
- 息切れする
などですが、見落としがちなサインが他にもあります。
”顔がむくむ”というものです。
肺に出来た腫瘍が静脈(頭や腕から心臓に戻る血管です)を圧迫するために、むくみが出る場合があるのだそうです。
死亡原因がん2位の胃がんのサイン
症状としては、
- 慢性的な胃もたれ
- 胸焼けがする
- みぞおちに不快感がある
といったものですが、見落としがちなサインが他にもあるそうです。
”げっぷが臭い”ということだそうです。
がんの影響で胃の働きが悪くなり、食べたものがうまく消化できずにげっぷが臭くなる場合があるのだそうです。
死亡原因がん3位の大腸がんのサイン
女性にとっては死亡原因が1位の大腸がん、症状としては
- 便に血が混じっている
- 細い便しか出ない
- 排便後すぐにまた便意がくる
というものが代表的なのですが、見落としがちなサインとして、 ”下腹部がポッコリする”というもの。
腫瘍によって大腸の一部が狭くなり便が通過できずに溜まってしまうために下っ腹が膨れてしまうのだといいます。
肝臓がんのサイン
男性にとって死亡原因の高いがんですが、症状としては、
- 右あばら付近に痛みがある
- みぞおち周辺に痛みがある
というもの、肝臓周辺の痛み、という事ですが、他にも見落としがちなサインがあります。
”手のひらが赤くなる”というものだそうです。
肝臓がん一歩手前の”肝硬変”になっている可能性があるのだそうです、肝臓の調子が悪くなりホルモンバランスが崩れるとこのような症状が出る事があるのだそうです。
前立腺がんのサイン
男性特有のがんです、症状としては
- 頻尿
- 尿漏れ
- 血尿
などがありますが他のサインとしては、 ”残尿感”です、これは腫によって尿道が圧迫されるために尿が出しきれないために起こる症状だそうです。
子宮がんのサイン
症状としては、
- 排尿が困難
- 骨盤付近の痛み
などですが、見落としがちなサインに、やはり不正出血があるのだそうです。
生理不順だと勘違いしがちですが、何度も続くようならば早めの検診がすすめられます。
乳がんのサイン
近年死亡率が増加している乳がんですが主な症状としては、
- 乳房やワキの下にしこりがある
- 乳頭から血の混じった分泌物が出る
といったものが挙げられます。 しかし、痛みを伴わない場合も多いそうで、自覚症状なしにがんが進行してしまう場合も多いのだそうです。
これもやはり定期的に検診へ行く事が予防策となるそうです。
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