2015年12月22日放送のNEWS ZERO(ニュースゼロ)のmy generation(マイジェネレーション)では、桐谷美玲さんがロケに出ていました。
ロケ地は桜の名所でもある東京都品川区の目黒川沿いの並木道です。
こちらでイルミネーションが開催されており人気だそうですが、ある特徴があります。
それは、サクラの名所らしいもので、電球の中に桜の花びらの形をしたものが3つほど紛れているらしいのです(o・ω・o)
見つけたら、ラッキーでしょうね…笑
これだけではなく、目黒のイルミネーションにはもっと大きな特徴があります、それは『エコイルミ』というものです。
ご登場なさったのは『目黒川みんなのイルミネーション』という組織の成田冠(なりたはじめ)事務局長さんです。
目黒川のエコイルミとは?
目黒川地域に住まいの住人の人々からの協力で、家庭などから出た使用済みの油を回収したものをエネルギーにしているというのです。
集めた使用済み油はそのままでは使えませんので、『バイオディーゼル燃料』というものに精製していき、毎日自家発電してイルミネーションの点灯を行っているのだそうです。
このようにして、1人1人の力が集結し、『みんなで咲かせている』という考え方になるのですね(o・ω・o)
エコイルミをする意味
なにかと注目な『エコ』に関するものですが、やはり使わなくなったものから桜色のイルミネーションで冬の目黒川を彩るということは大変素晴らしい事です。
震災後には、貴重なエネルギー源の確保の観点から、計画停電やそもそもイルミネーションそのものを自粛する傾向もありましたが、このように使用済みの油を使うという『エネルギーの地産地消』という考え方を透して、メッセージを発信できないものか、という成田さんの考えがあったのだといいます。
愛媛大学の使用済み油のエネルギー研究も紹介されました
愛媛大学の研究室の様子が紹介されました。
使用済みの油の中には『水素』が含まれており、油の中からその水素を取り出すという実験を日々行っているようです。
取り出した水素は昨今、自動車などでも注目の的である『水素エネルギー』として活用できるようです。
水素エネルギーは燃やしても有害物質を排出しないという、とても環境にやさしいエネルギー。
自動車への応用はまだだそうですが、実験の一環として愛媛大学内にて『キャンドルナイト』というイベントを開催し、水素エネルギーのみでイルミネーションを点灯する事には成功しているそうです(^O^)
札幌のホワイトイルミネーションも使用済み油を使用している!
2012年より、使用済みの油を使用してホワイトイルミネーションは点灯されているそうです…どさんこなのに知りませんでした_(._.)_
去年は見に行けたのですがね…今年は行けませんでしたし…(T_T)
ホワイトイルミネーション開催中はミュンヘン市などもやっておるのですが、そういったにぎわいの中、しっかり使用済み油の回収BOXが設置してあるようです(o・ω・o)
2015年では、5500リットルもの油を回収したのだそうで、車で地球を2周分走れるほどの量なのだそうです(゚д゚)!
このようにして、日本各地でエコなイルミネーションが広がっているようです。
さらなる技術進歩で、クリーンエネルギーは日常においても身近なものとなってほしいものですね(^O^)
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