アップル社は2015年の9月にiPhone6Sを発売し、最新の決算でも売上高が2割以上上昇しているといいます。
しかしながら、その先行きには不安な面も抱えているというのです。
Appleのキーマンといわれている副社長のエディー・キュー(Eddy Cue)氏に、NEWS ZERO(ニュースゼロ)が初直撃しました、肩書は『上級副社長』。
その様子が2015年10月29日放送になりましたので、内容をざっくりとまとめてみます。
アップル製品について有楽町でインタビュー
まずはビッグカメラにて。
MacBookなどを含めるとおそらく10台以上はアップル製品を所有しているという女性にインタビュー、この日はAirMac Time Capsuleを購入していた模様です。
つづいて外へ出て、Phone5を所有している21歳の大学生や、携帯もパソコンもアップルだという26歳男性会社員など、100人中63人がアップル製品を「使う」という結果に今回はなったようです、納得の数字だと思われます。
ちなみに当ブログでも、アクセスの半数以上がアップル製品からのものです、そのうちの8割か9割程度がiPhoneからです、アップルの浸透力はすごいものです。
アップルの2015年7月~9月期の売り上げ決算は?
515億ドルだということです、日本円にしておよそ6兆2000億円程度、すさまじいですねやはり…
その内訳は、
- iPhone(322億ドル)
- Mac(69億ドル)
- サービス(51億ドル)
- iPad(43億ドル)
- その他(30億ドル)
となっています、やはり半数以上(60%程度)がiPhoneということが一目瞭然です。
iPhoneがアップルを支えていると言える状況です。
アップル社には経営上の不安もある
アメリカのニューヨークでの街中でのアップルユーザーへのインタビューも紹介されました。
「iPhoneは本当に革新的であった、しかしそれは以前の事であり、今現在のアップルには革新性はない。」
このような声はいくつもあがっているのが現状ですし、アップル社も当然理解しているものと思われます。
起爆剤となるような商品の開発・発売にアップル社も常に動いています。
Apple Watchなどが記憶にあたらしいですが、そればかりではありません。
9月には、テレビなどのモニターにつなぎ動画を楽しむサービスである『新型Apple TV』を発表しています、発売されたのは今週(2015年10月最終週)です。
この新型のApple TVではiPhoneと同じようにアプリのダウンロードをおこなったり、リモコンをタッチパッドで操作する事が出来たり、音声認識による操作なども可能となっています。
上級副社長のエディー・キュー氏のインタビュー内容
エディー・キュー氏は、音声認識機能のSiriや、iTunesの開発を指揮した有能な方です。
iTunesの利用者は世界で8億人にものぼるのだといいます…
そんなスティーブ・ジョブズ氏の右腕的な存在だったエディー・キュー氏の回答。
iPhone頼みの経営の現状について
「iPhoneが電話市場で果たしてきた業績があり、iPadがタブレット市場で果たしてきた業績もある。」
「Apple TVは、テレビ市場でもそういった業績をあげる事を達成出来る、と考えているようです。」
Apple TVに注力し、業績をあげて収益をあげる考えであり、自信もあるのか…?という印象でした。
「アップルからは特別な何かがしばらく出てこない、革新が出てきていないと言う人もいるが?」という問いに対しては、
「Apple Watchを見てください、まさに最新の文やで革新的なのが分かると思いますよ」
とのこと。
「未来は私たちが形作っていくのです、それこそが私たちにとっての挑戦でもあり同時に楽しみなのです。」
笑顔で言い切りました。
と、まぁ特に真新しいなにかがあるような話題ではありませんでしたが…
コメント