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2016年2月16日放送のNEWS ZEROで淑徳大学や佛教大学での学生消防団に関する特集がありました

2016年2月16日放送のNEWS ZEROのmy generation(マイジェネレーション)では、大学内で取り組まれている学生消防団に関する特集がありました。

実際に桐谷美玲さんも放水体験などをしていましたが、学生消防団への取り組みが盛んになっている背景とはどのようなものでしょうか?

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淑徳大学での学生消防団の取り組みが紹介されました

淑徳大学(しゅくとくだいがく)と学名が書かれた消防車に、消防団としてのユニフォームなど、かなり本格的なものです。

統率をとるための規律訓練などもかなり本格的であり、2時間も行うこともあるようです。

消防署と消防団の違い

消防署は常に消防に関する業務にあたります。

一方消防団というものは、学生や会社員などといった人たちで構成されており、火災などが発生した際に消防署と連携・協力をして消火や救助活動にあたる、というもののようです。

このようにして、官民連携、官民一体となって消防活動が行われている、という側面があることも実はあまり知られていないのかなー…という気もしてきます。

淑徳大学の学生消防団も実際に、授業中にでも消火への出動をした経験があるとのことでした。

学生消防団が注目される理由

注目、あるいは期待と言っても良いのかもしれません。

消防団員数は2006年に90万7人だったのですが、その数は年々減少し、2015年には85万9995人となっています。

これは高齢化の影響が大きいものであり、今後も減少傾向にあると予測されています。

一方、学生消防団に関しては2006年には1234人だったのですが、その数は年々増加傾向にあり2015年では3017人と増えているそうです。

学生消防団を志す理由

2011年の東日本大震災をきっかけに、防災意識や周囲の人を助けたいという思いからくるものがあります。

他にも、教員を目指している学生さんのインタビューによりますと、将来的に子どもたちの命を守れる場面があるかもしれない、そういった時に学生消防団としての活動が役に立つであろう、といったように、将来の就職先でも有効に活かせるであろう、というものがあります。

市町村が学生消防団の認証制度を設けている

学生消防団はサークルの域を超えている大きな理由として、市町村の認証制度が挙げられます。

学生消防団としての体験が実際に就職活動に利用出来るのだそうです。

佛教大学での学生消防団の取り組み

京都府では、大学生を積極的に学生消防団に取り込もうと、行政が力を入れているようです。

佛教大学では、消防防災サークル(佛教大学FAST)というものがあり、京都府が公認し大学生たちの活動にお墨付きを与えているそうです。

京都府、と書かれた反射材のついたベストやライトなどを京都府が支援しているとのことでした。

こうして学生消防団の経歴を経て、なんらかの本業を将来もったとしてもそのまま消防団としての活動も担ってもらえるようにしたい、という狙いがあるようです。

そして学生にとっても、就職活動において面接時に学生消防団としての活動は大きなPRにもなるという、両者にとってのメリットもあるようです。

…メリット、などと言うのも心苦しい感じがしてしまうほどに、消防サークルの皆様の活動内容は本格的であり、体力も必要であろうと思われ、頭がさがる思いがしました。

京都府では佛教大学以外にも、府内8つの大学の消防防災サークルを支援しているそうです。

 

 

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