2019年3月18日放送のヒルナンデス!の『目からウロコの新常識』では、実は春にも注意が必要な薄毛や白髪、抜け毛などを防ぐヘアケアについての特集がありました。
男性だけではなく、薄毛で悩む女性は近年何倍にも増えている背景があるようです(´・_・`)
具体的に、実践できるヘアケアがいくつか紹介されましたので、まとめてみます_φ(・_・
ヒルナンデスで紹介された白髪対策のヘアケアをまとめます!
多くの人がこういった髪の毛に関するケアについて勘違いをしている、と警鐘を鳴らす!?のが『ウィメンズヘルスクリック東京』の院長先生でもある、頭髪専門医の浜中聡子(はまなかさとこ)先生です。
度々、テレビなどで拝見することもありますね(^o^)
ヘアケアにまつわる著書なども豊富に出されている方です。
そんな浜中先生がいくつか具体的なヘアケアについての新常識を解説なさっていました。
紫外線は髪の毛や頭皮にもダメージを与える
もはやこれは常識ではありますが、3~4月は紫外線の量が増える頃でもありますので、冬場よりも注意を深める必要があるということのようです。
髪の毛に分け目を入れている女性は多いと思いますが、頭頂部でもありますので特に紫外線を浴びやすい箇所にもなります。
頭皮の日焼けを確認するのは難しく、また、一度日焼けした頭皮は簡単には元通りにはなりにくいのだそうで、頭髪専門の病院で皮膚科的な治療をしたり、保湿剤で対策したり、という必要がある場合もあるのだそうです。
では、どうすればいいのか、、となりますが、やはりここは『帽子や日傘などで対策すると良い』ということのようです。
薄毛や抜け毛を防ぐ正しいシャンプーのタイミングは夜寝る前に一回がベスト!
シャンプーは一日に一回が基本。
髪の毛の下の頭皮には『皮脂』という頭皮を保護する膜がありまして、必要以上にシャンプーをしてしまいますと、この皮脂の膜を落としすぎることになり、その結果薄毛や抜け毛の原因になってしまいます。
夜に睡眠をとっている間に髪の毛や頭皮は新陳代謝が行われて育ちますので、寝る前に頭皮が汚れたままにするよりは、やはりシャンプーを適切にしてあげることが正しいヘアケアである、ということのようです。
シャンプーの正しい方法とは?
シャンプーのやり方もやはり大切ですが、多くの人が間違えたやり方を実践してしまっているのだとか…(難しいですしね…)。
正しい方法と間違えた方法が混在している方がほとんどだと思われますが、これらについてもクイズ形式で紹介されていました。
シャンプー前には1分半以上水ですすぐべきだし、洗い流しのすすぎも大事!
軽く湿らす程度に濡らしてシャンプーをしている人が多いと思いますが、しっかりすすぐことで8割ほどの汚れは水だけで充分落ちるのだそうです。
もちろん、シャンプーもコンディショナーもよくすすぐことが大事です(コンディショナーが頭皮に残るとそれも薄毛や抜け毛の原因のひとつになってしまいます)。
また、シャンプーの適温は38℃~39℃であり、40℃を超えると頭皮に負担が大きく、皮脂も照れすぎてしまうので注意が必要です。
シャンプーは手のひらで泡立てる
髪の毛にシャンプーを乗っけて、そこで泡立てる!というやり方ですと、ついついゴシゴシ洗になりすぐて、その結果髪の毛や頭皮を傷つけてしまう原因になってしまう恐れがあります。
泡立ててから洗う、ということが鉄則のようです…めんどくさがらずに実践したいものですね(^o^)
シャンプー後に髪の毛の水分を手で絞るのはNG
コンディショナー成分が薄まる気がして、シャンプー後の髪の毛をギュッ!と絞る方も多いと思います。
しかし、髪の毛が濡れている時はもっとも髪の毛が痛みやすい瞬間となりますので、力を入れて絞って水を切ろうとするのは、、抜け毛や痛みの原因になってしまいます。
軽く水分を取る程度で充分コンディショナーは染み込んでくれるそうです。
ドライヤーを使う時の正しい距離はこぶし2個分!
抜け毛を防ぐ正しいドライヤーの適正な距離はこぶし1個分でも3個分でもなく、2個分だそうです!
最もダメなのは近すぎること、です(まぁ感覚でそれはさすがにわかりますよね…)。
また、毛先から乾かすのは間違いなのだそうで、髪の毛をかき分けながら、むしろ頭皮にしっかり風が当たるようにして乾かすことが正しい方法だそうです。
ドライヤーは軽く振りながら使うのもコツのひとつのようです!
ちなみにドライヤーの冷風はキューティクルをまとめてツヤのある髪の毛を作るためのものだそうで、乾いてから最後に当てて上げると良いかもしれませんね(^o^)
頭皮が濡れっぱなしですと常在細菌が以上に繁殖してしまい、薄毛の原因にもなりますし、臭いの原因にもなります。。
お風呂あがりにタオルを巻いてくつろぎがちですが、髪の毛のうねりの原因になったり、濡れ髪=痛みやすいので、良いことはなにもありません(´・_・`)
牛肉が薄毛や抜け毛の予防につながる!?
日頃の生活習慣そのものもヘアケアにとっては影響の大きなものです。
そこでずばり、薄毛や抜け毛を防ぐと期待される食材が発表されまして、その答えは牛肉でした!
根拠もしっかりあり、髪の毛の主成分(99.9%)は『ケラチン』というタンパク質であり、そのためにはタンパク質の摂取は必須となります。
特に牛肉には髪の毛を作るために重要な亜鉛というミネラルも多く含まれており、髪の毛を作る細胞を活性化させる効果も期待できます。
髪の毛=海藻、な昭和なイメージが、平成の終わり際の今でさえまだ根強そうですが、海藻ばかり食べていても髪の毛の成長にはつながりません、が、髪の毛に良い成分は含まれますので、サポート的にはやはり良いようです。
カシューナッツや小松菜もヘアケア(白髪)にピッタリな食材
カシューナッツには髪の毛の黒さを維持する銅が多く含まれており、つまり白髪対策として注目度がかなり高い食材のひとつです。また、小松菜には血行促進効果の高いビタミンEが豊富に含まれており、この効果により抜け毛の防止につながる食材として期待できます。
牛肉とカシューナッツを小松菜のすべてを炒めものにした料理も紹介されました、が、具体的なレシピが紹介されませんでした笑
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白髪が増える原因について
森三中の黒沢さんがものすごく気にしていた白髪についての予防策もいくつか紹介されました。
白髪の原因はメラノサイトという髪の毛を黒くする色素細胞の働きが加齢とともに低下することによるものです。
…となりますと、睡眠不足も運動不足も食事制限ダイエットも暴飲暴食もストレスも、どれもこれも白髪の原因になります。
遺伝的要素もいくらかはあるそうですが、どちらかというと生活習慣によるもののほうが原因としては大きいそうです(白髪治療は今現在は確立されていません)。
白髪を抜くと増える、という説が古くからありますが、実はこれには根拠はないそうで、むしろ、髪の毛を引っこ抜くという行為そのものが毛根を痛めてしまい、将来そこの部分に髪の毛が生えてこなくなるリスクもあります。
白髪防止対策には鉄分が大切
メラニン色素を形成するためには鉄分が必要であり、紹介された具体的な食材は、
- ひじき
- 岩海苔
- 大豆
- サヤインゲン
でした!
ミノキシジルについて
日本で唯一発毛効果が認められた成分がミノキシジルであり、現在治療薬として使われています。
低濃度のものは薬局などでも購入可能ですが、高濃度の場合は専門の病院に行く必要があります。
そもそもミノキシジルは元来、高血圧の患者さんの治療のためのものでした。
血管拡張作用が、高血圧の治療のみならず、髪の毛の発毛にも効果があるのでは??ということから、現在では発毛治療にも使われるようになったようです。
浜中聡子先生のクリニックでも6割~7割程度の患者さんが効果を実感できているのだそうです。
しかし、小峠さんのように、ミノキシジルを使用してもうまく発毛しきれないというケースもありますので、やはり、一筋縄ではいかない、というところが現状のようです。。
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