2015年9月22日放送のNEWS ZERO(ニュースゼロ)の桐谷美玲さんのコーナー『マイジェネレーション』。
古着の再ブームが来てる!という話題でした。
しかし、ビンテージでレアなものがほしい!などといったような、一昔以前の古着ブームとはその様子は異なるようです。
キーワードは”差別化”
今どきの古着再ブームとはどんなものか
昨今はファストファッションがすっかり定番とも言えますね。
リーズナブルなお値段で、トレンドな服が手軽にコーディネートできるので大変人気なのは言うまでもないのですが…
やはり、個性を際立たせたい!という考えを持つ人は多いようです。
ファストファッションではありがちな皆同じようなコーデにおさまってしまう事もあります。
そこに古着を導入する事でパンチを効かせる!というのが今どきの古着ブームの流れでもあるようです。
DEPT@VACANTでの取材
東京都渋谷区の古着のお店。
店内レトロな柄のスカートやいかにも古着テイストなネルシャツなどが並んでいます。
渋谷店は2015年の4月にオープンし、やはり古着は注目を呼んでいるようで8月には原宿に2号店をすでに出店しているDEPT。
オーナーのeriさんという可愛らしい方が、
「ファストファッションをベースに、個性的なアイテムを古着で取り入れる方がすごく多いなという印象」
とおっしゃいます。
やはり、個性際立たせる差別化に非常に有効性があるのが『古着』という位置づけ。
古着再ブーム、20代からの感心が高い
21歳の男子学生さんは、ロング丈にこだわりがあるようで、まっしろなロング丈の襟付きのシャツを着こなしていました、古着なのだそうです。
21歳女性会社員の方は個性的なものが好き!との事で、上は古着、下ははやっている服を着る、と使い分けしているそうです。
先ほどの店員さんがおっしゃっていた通りでした( ・`ω・´)b
DEPTがおこなっている工夫
古着=差別化=個性、とは簡単にはいかないようで…
古着と言っても、結局おんなじようなコーデになるんじゃないか!?という事でDEPTではリメイク的な工夫をし販売している事も紹介されました。
説明が難しいのですが、、
たとえば、単色だったスウェットのトップス(プルオーバー的な)ものに黒の色ムラ加工をしていたり、などです。
真っ黒なレースアップのブーツに赤いペイントを施したものなども登場しました、こういった工夫でオンリーワン感が際立ち、古着としての新たな魅力が広がっている感じがたしかにしました。
NEPENTHES TOKYOというセレクトショップも登場
こちらのセレクトショップでも、古着のリメイクをおこなっています。
これが、超本格的で驚きました!
なんと7種類ものネルシャツを少しずつ裁断し、つなぎ合わせるという手法のリメイクの様子が紹介されていました。
完成度の高さ、デザイン性のかっこよさはさすがでした…
一枚のネルシャツをそのままでも充分販売可能とも思えますが、なぜこのような凝った作り方で販売するのかというと、
「より人と違うもの、クセや個性を好まれる方が若い人を中心に増えてきている」
とこちらの店舗の代表さんっぽいおしゃれな方がお答えくださいました。
やはり、差別化、際立った個性、というものが共通しているキーワードのようでした。
実際、この3年間で古着の売り上げが4倍にも伸びているのだそうです…!
無印良品も古着販売を!?
自社でかつて販売していた服を再度売る、という方法での販売をしているそうなのです!
ReMUJIというサービスで、消費者から不要な衣類を回収し、染め直しをして再販売しているのです。
染め直しをすることで新たな価値がつき、売れ行きも好調なのだとか…
ちなみにこのReMUJIは東京・名古屋・京都・福岡で実施中のサービスです、札幌はまだなのですね…。
日本経済大学経済学部の中村仁准教授の分析
多くの大量生産品(ファストファッションなど)が出回る中、
『私だけのファッション』
が昔と比べると難しくなった、でも
「1か所どこかを引き立てたい」
そう思った時に、世の中にないものがほしい、となる。
そこで注目がいきやすいのが『古着』なのだ、と。
こういった背景があるのだと分析しておられます。
ネット通販でも古着の売り上げが3年で8倍にもなっている事例も!?
最後に桐谷美玲さんがおっしゃっていました…具体的なサイト名は紹介されませんでしたが…
古着取り扱いのある通販サイトを掲載してみます。
個性のかたまりみたいな服がわんさかです!
見てるだけでも楽しい…
ツートーンカラーのラグランカーデが個人的にはかわいいと思えます…モデルさんがかわいいのかなこれは…笑
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