2015年11月30日放送の私の何がイケないの?で健康法の定説となっている『1日1食生活』が本当に体に良いのか?ということに関して特集をしていました。
登場したのはピンクレディーの未唯さんと爆風スランプのサンプラザ中野くんのお2人です!
お2人の肌年齢と骨年齢を調べていました、その結果がなかなか衝撃的でした…
バイキングのひるたつにも登場したことのある、日比野佐和子さんが診断しました!
未唯さんの健康マニア生活
1日1食生活歴40年とのことです(゚д゚)!
18歳のデビュー当時から、57歳となる現在もプロポーションは変わっていないそうです。
起き抜けに必ず『お水』を飲みます、ロケとなったこの日も持参の水筒。
その水の内容が、『水素水』です、これをコップ1杯分飲むのだそうです。
水素水とは?
老化のもとになる活性酸素を取り除いてくれる、と近年注目の飲料水です。
ウォーターサーバーなどもいろいろありますしね…
もちろん未唯さんもご自宅には14万円の水素水のウォーターサーバーがありました。
【参考:水素水とは?】
移動は早歩き
徒歩30分圏内ならば、早歩き気味で移動するとのことでした、かなりヒールの高い靴を履いてらっしゃいましたが、本当に早かったです(´・ω・`)
ジャイロトニックというエクササイズ
ニューヨーク生まれのセレブ(マドンナなど)に人気なエクササイズである『ジャイロトニック』。
南青山の『ラ・フォイーユ(lafeuille)』というジムで実践しておりました。
体の調整と、インナーマッスルを鍛えるために来ているそうで、筋肉をゆっくり円を描くように行うジャイロトニックで、普段使っていないインナーマッスルを鍛える事が可能なのだそうです。
動きと呼吸を調和し体全体の姿勢や関節・筋肉の位置を正しく調和する事ができるのだそうです、奥が深そうでした(´・ω・`)
アメリカではヨガやピラティスに並ぶほどの人気となっているジャイロトニックだそうです!
このようなエクササイズで汗をかいて空腹にもなっているハズですが、食べるものは…?
オーガニックのアーモンド
アーモンドにはビタミンEが豊富で活性酸素による細胞の酸化を防ぐ働きがあるので、老化防止効果が期待できるようです。
どんなに食べても1日5粒まで、と決めているそうです。
消化で疲れることを問題視しているので、このように決めているようです。
デカフェ
次々と登場する健康マニアならではのものですが…デカフェとはカフェインを抜いたコーヒーのことです。
カフェインを多くとると体に負担がかかるので、意味のあるコーヒーの飲み方をしたい、という思いからデカフェにしているようです。
白金の劉安さんでの食事
1500kcalの食事を一気に摂りました(゚д゚)!
詳細はのちほど。。
サンプラザ中野くんの健康マニア生活
1日1食歴20年のサンプラザ中野くんは、野菜しか食べない菜食主義者であり、始めてから4ヶ月で20kgも体重が減ったそうです。
他にもふんどしを巻いて生活をしていたり、朝の日課には逆立ち(三点倒立)をしたり、就寝時にはフローリングに木の枕、という健康マニアっぷりもすごかったです…。
逆立ち(ヘッドスタンド)
ヘッドスタンドはヨガの一種だそうですが、朝一にやることで全身の血液循環が行われ体が活性化し、万病予防になる、とのことでした。
毎朝3分間、このヘッドスタンドを10年間も続けているようです。
ふんどしをつける
パンツは履かないそうです、ふんどしにはどのような健康効果があるのかというと、ゴムがないがゆえに締め付けがおこらず、血行がよくなるとのことでした。
その結果、冷え性や便秘に効果があるのだそうで、ふんどしは女性の間でも密かなブームとなっていますね(´・ω・`)
寝る時にだけふんどしをつける『ふんどし女子』なるコトバもあるほどです。
これですね、、
お、おう…ちょっとかわいい笑
木の枕
これはマネしたくない…軽くて硬い木の枕で寝るとのことです、売られているようです。
後頭部ではなく、首のくぼみに沿わすようにして使うのだそうです、しかもベッドではなく床の上で、です…。
背骨が真っ直ぐに矯正され、腰痛の改善などに効果が期待できるとのことですが…この生活も10年続けているようです。
空腹時にはかぼちゃの種を10粒とブラックコーヒー
サンプラザ中野くん考案の『ランナー体操』を全国各地で行っているのですが、かなりハードな活動でした笑
当然、おなかもすくだろう!?と思いきや、サンプラザ中野くんは汗もかいていません。
健康になってから、汗もあまりかかなくなった、とのことですが…
そして食べていたものはかぼちゃの種です、かっちり感と柔らかい感があり、かぼちゃの種がお好きなようです。
かぼちゃの種は『天然のサプリメント』と呼ばれるほど栄養価が高く、抗酸化力の強い『リグナン』という成分も含んでおり、アンチエイジングには効果が期待できるというものでした。
さすがにこれはおやつだそうです笑
そして飲み物はブラックコーヒーでした、砂糖はここ10年一切とっていないそうです。
サンプラザ中野くんの食事=ベジタリアン
肉・魚はもちろんのこと、卵も乳製品も一切とらない完全菜食主義者だそうです。
これは『ヴィーガン』と呼ばれる人の食事法だそうで、マドンナさんも実践している事だそうです。
媛どりという居酒屋での食事で、サンプラザ中野くんが注文したものは焼きナスでしたが、かつお節はよけてくださいと注文。
テーブルに並ぶ肉肉しいお料理もすべてどけて、とにかく野菜を食べまくっていました。
また、8年間断酒もしているそうで…
全5品で720kcalの摂取でした。
1日1食は体に良いのか徹底検査
前置きで2000文字も書いてしまいましたが、ここからが本題と言えます…。
検査したのはRサイエンスクリニック 広尾の日比野佐和子先生(院長)です!
アンチエイジングドック
血管年齢、肌年齢、骨年齢を計測し、その数値からどれくらい老化しているのか調べる、というもの。
将来の病気になる可能性がわかるとのことで、近年注目を集めている検査なのだそうです。
血管年齢は、未唯さんが56歳、サンプラザ中野くんが59歳という結果でした!
サンプラザ中野くんに関しては、食事や生活習慣を見直す必要がある、という注意指摘もありました。
菜食主義者なのに、いったいなぜ血管が老化していたのか?
一般的に肉のほうが血管が詰まりやすい、動脈硬化になりやすいと言われていますが、血管というものの内皮はコラーゲンで出来ており、良質なタンパク質を摂ることは重要だということです。
しかしサンプラザ中野くんはヴィーガンということで、ストイックすぎるためほとんどのタンパク質が摂取できない状態にあり、血管年齢が高くなってしまっているようです。
続いて肌年齢の検査、シワや毛穴の数、肌のキメやシミ、潤いなどを調べます。
『ロボスキンアナライザー』という赤外線の装置で目には見えないシミやシワの数がわかるそうです。
毛穴は31万画素のマイクロスコープを用いて撮影し、判定します。
その結果、肌年齢は未唯さんが52歳、サンプラザ中野くんが50歳という結果!
サンプラザ中野くんは実年齢以下でしたが、水分値に関しては75歳というジャッジでした…。
未唯さんの肌の明るさ、キメ、シワに関しては42歳、しかし毛穴が65歳、水分値に関しては77歳ということでした…。
これは、1日1食により空腹時が非常に長くなり、急激に食事を摂る事で血糖値が上がってしまい、糖化になるというものでした。
この糖化が肌に影響してしまうということのようです、余った糖が体内にあるタンパク質と結びつき、老廃物として体内に蓄積されてしまうということのようです。
老廃物の蓄積=新陳代謝の低下、となり、肌の潤い不足に陥るということのようです。。
コラーゲンもいいのですが、肌の潤いを保つには乳酸菌のヨーグルトが良いようです。
ヨーグルトで腸内環境が上がると血液の循環も良くなり、肌の保湿があがるということがわかってきているようです。
ヨーグルトと言いましたが、善玉菌が多い発酵食品を摂ることで肌の保湿が良くなるそうです、これはお昼のバイキングでも日比野佐和子先生がヨーグルトとバナナとくるみの組み合わせが良いと以前おっしゃっていました(^o^)
実際、未唯さんの腸内にはビフィズス菌や乳酸菌群、いずれも善玉菌ですが、量が0%でした(゚д゚)!
最後が骨年齢検査、全身の骨の状態をレントゲン撮影しコンピュータで分析し、腰椎と大腿骨の2カ所の密度を計測していく、というもの。
骨年齢結果、未唯さんの腰椎の骨年齢40代前半、大腿骨の骨年齢20代後半でした!ダンスやエクササイズの効果がてきめんという感じでした(o・ω・o)
一方サンプラザ中野くんは、腰椎の骨年齢30代前半、大腿骨の骨年齢70代後半でした。
腰椎は素晴らしいものの、大腿骨に大問題があり、このままいくと寝たきりのリスクがあるとのことでした…。
骨を形成するカルシウムとビタミンDなのですが、肉や魚を食べないのでビタミンDが決定的に不足しているとのことでした。
魚とたまごはビタミンDの吸収に優れており、数少ない野菜でのビタミンDの摂取となりうる干ししいたけですが、比較するとビタミンD含有の割合は『鮭一切れ=干ししいたけ100枚』なのだそうです(´・ω・`)
サンプラザ中野くんはビタミンDのサプリを買います!と逆切れ気味に意見しておりましたが、日比野佐和子先生が優しく、できれば食事で補ってくださいと釘を差しました笑
世界最先端の遺伝子検査
長生き出来るのか?がわかってくる検査となります。
寿命を司る遺伝子の成長と食生活が深く関係している事がわかってきており、注目を集めているようです。
遺伝子の検査を今回行ったのは、広島大学大学院の医歯薬保健学研究院の『田原栄俊』教授です。
『テロメアテスト』という方法で検査しました、『テロメア』という遺伝子の一部分の長さを測る事で遺伝子の年齢がわかるのだそうです。
田原先生がこのような方法を開発したそうで、検査には5ml程度の採血であとはなにもいりません、お値段は5万円から、とのことでした。
このテロメアというものは老化にともなって短くなってしまうのだそうです…
20歳より50歳では4程度短くもなり、80歳にもなると平均的には1/4程度にまでなっているようにうかがえました。
そして、これが短くなればなるほど将来病気(心筋梗塞や動脈硬化、がんや認知症など)になるリスクが高くなる、ということのようです。
そしてこのテロメアの長さが日々の食生活にも左右されるということでした。
一度短くなったテロメアを長くすることは難しいものの、短くなりにくくする事は可能だということのようです!
検査結果が、サンプラザ中野くんの遺伝子年齢が55歳、未唯さんの遺伝子年齢が65歳でした。
テロメアの長さと、遺伝子の疲労度を計測、この疲労度の数値が低ければ低いほど遺伝子が傷ついている証拠であり、傷ついていればいるほどテロメアが短くなるスピードも早まり、その結果として老化が早まり、病気のリスクが高まってゆく、ということのようです。
健康な人の遺伝子疲労度は『10%』であるのに対し、サンプラザ中野くんの遺伝子疲労度は『7.7%』、つまり通常の人よりもストレスによって遺伝子が傷ついている、といえるそうです。
しかも、この7.7%という数字はかなり悪いほうらしいのです。
これまで田原先生が見てきた630人の中でも7.7%という数値はワースト38位なのだそうです。
改善方法も当然あり、遺伝子が傷つく原因には一般的には酸化ストレス・活性酸素などのいろいろな食生活で影響すると言われているため、遺伝子の老化スピードを抑える必要があります。
そこで注目されているのが、新語流行語にノミネートされても不思議ではないほど2015年によく耳にした『オメガ3』です。
亜麻仁油やいわしなどに多く含まれているので、食事の中で積極的に取り入れる事で老化予防になる、ということのようです。
そして、未唯さんの遺伝子年齢が65歳とショッキングなものでしたが…
テロメア疲労度は7.9%と、やはりストレスがかかっていることを示しているようです。
未唯さんご自身も思い当たるところがあるようで、10年程前に何人かの医師の方に80歳を過ぎているような細胞をしている、と言われていたのだそうです。
ピンクレディー時代、命を使い果たすかのような多忙を極めた毎日で、だからこのような結果になったのでは…?と推測しておられました。
日比野佐和子先生も、否定は出来ない、との事でした。
「普通の生活をして、(普通の)運動を取り入れるのが良いということがわかりました」と西川史子さんがザックリまとめましたが、ほんとにそのとおりなのかな…と思わざるを得ません(´・ω・`)笑
1日1食が悪いわけではないものの、摂る内容を考えるという事が非常に重要なようです。
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