2016年も2ヶ月が経過しましたが、3月のここへきてまた新たなコトバが登場した感じがします。
それは『隠れメタボ』なるものです。
メタボリックシンドロームそのものはここ10年以上はよく耳にする言葉ですね(´・ω・`)
メタボリックシンドロームとは内臓脂肪型肥満のことで、心臓病や脳卒中のリスクが高まるというものであり、健康的な生活をするためには避けたいものですが、『隠れメタボ』、隠れとはどういうことなのでしょうか??
メタボの定義と隠れメタボの定義の違い
メタボの定義
まずは腹回りに関する数値で定義付けられているようです。
男性の場合85cm以上、女性の場合は90cm以上、とのことです。
さらに、
- 高血圧であるということ
- 高血糖であるということ
- 血液中に含まれるコレステロールなどの脂質が基準値よりも高くなる脂質異常がある
上記3つのうち、2つ以上に該当する場合に『メタボ』と認定されるそうです。
隠れメタボの定義
メタボの時と同様にウエストが基準値以内であっても、高血圧や高血圧、脂質異常の3つのうちの2つ以上に当てはまる場合に『隠れメタボ』と診断されることとなるそうです。
そうなりますと、やはりメタボではない人や隠れメタボでもない健康な状態の人に比べ、心臓病のリスクが高まってしまうのだそうです。
隠れメタボの現状の推計
40~79歳までの約4000人のデータを解析した結果、
- 男性で10.9%
- 女性で13.6%
これが隠れメタボの推計なのだそうで、具体的な人口に計算しますと男性で380万人、女性で534万人もの人が隠れメタボであるということでした。
つまり、日本人の900万人は隠れメタボである、ということになるのですね…。
隠れメタボの原因と予防策
インタビューに応じましたのは名古屋学芸大大学院の下方浩史教授です。
- 早食い
- 朝食を抜く
- 寝る前の食事
などといった生活習慣の乱れが大きな原因となるようです。
特に女性の場合は痩せ志向が強い傾向にありますが、極端なダイエットはせずに運動をして筋肉を鍛え、体を丈夫にしておくことが必要である、ともおっしゃっていました。
そして予防策ですが、
- 1日5500歩以上などの運動
- 質の良い食事
質の良い食事というのは、タンパク質や鉄分を含んだ食事の摂取だそうです。
ということで、「痩せているからと言ってメタボではない!」というのは油断なのかもしれないな…と個人的にも反省するばかりです。
いやけど寝る前の食事はしてないな…寝る前のオヤツはどうなんでしょうかね(´・ω・`)
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