2016年4月5日放送のNEWS ZEROのマイジェネレーションで桐谷美玲さんがLGBTを支援するアライについて取材していました

2016年4月5日放送のNEWS ZERO(ニュースゼロ)では、桐谷美玲さんがLGBTを支援する『アライ』についての特集がありました。

LGBTとは『レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー』のそれぞれの頭文字であり、日本では13人に1人がLGBTのいずれかである、というデータがあるのだそうです。

 

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LGBTを支援するアライとは?

『We are ALLIIES』というロゴが登場していました。

性的マイノリティを理解し支援する人のことを『アライ』と言うのだそうで、企業や若い世代などを中心にアライを広めようとする動きが広まって来ているのだそうです。

東京日本橋の野村證券でロケ

野村證券の社内のパソコンモニターに『I am an LGBT Ally NOMURA』と書かれたロゴステッカーが登場していました。

LGBTの方への理解があるということ、支援する姿勢があるのだということを示すためにこのようなステッカーを貼っていると社員さんがインタビューに応じていました。

英語で『Ally』は支援する、という意味合いを持つ言葉であり、LGBTを理解・支援する人のことそのものをアライと言うのだそうです。

野村證券では2014年からアライの社員が自発的にこのようなステッカーを貼り始めたのだそうです。

LGBTとは?

レズビアンとは女性同性愛者、ゲイは男性同性愛者、バイセクシュアルは両性愛者、トランスジェンダーとは体と性と心の性が一致していない人、のことを指します。

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自身がLGBTであることをカミングアウトした社員さんもインタビューに応じました

アライを推進する野村證券に転職したことをきっかけに、自身がLGBTであることをカミングアウトしたのだそうです。

転職前に勤めていた会社ではカミングアウトできず、同僚との間に距離を感じてしまったのだそうです。

会社内にアライの社員がいるという環境については、

「ありのまま(LGBT)の自分と接してくれる、普通に対応してくれるので、それだけでも自分が仕事に集中も出来るし、ストレスもなく働ける」

とおっしゃっていました。

このように、アライの存在が勤労のモチベーションを上げているという現実があるようです。

愛知県知立市で開催されたLGBTを知る会

大学生を中心とした若者約50人が参加したこちらのイベントの様子も紹介されていました。

公演をしている21歳の松岡さんという男性も、自身がゲイであることをカミングアウトしておられます。

「自分は男性として生きていて、恋愛対象、好きになる性が男性、男性同性愛者、いわゆるゲイと呼ばれる人なのかな?と感じています」

と公演しておられました。

松岡さんは18歳の時にゲイであることをカミングアウトして以来、アライを広める活動を続けているのだそうです。

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LGBTの人の数

愛知県の人口が約749万人なのに対し、日本のLGBTの人口は約963万人なのだそうです。

総人口の7.6%にあたり、13人に1人、という計算が成り立つようです。

「なぜ周囲にはLGBTの人がいないのか…?」

ということではなく、いないのではなく『見えていない』だけ、と公演で語られていました。

見た目だけではLGBTかどうなのかがわからないということがLGBTの問題の本質なのでは?と続きました。

いるはずなのに、いないと考えてしまうこと、これがLGBTへの理解が遠のいてしまう原因である、という見方のようです。

BALLoon代表の久保勝さんも登場

愛知県のLGBTを知る会を主催した久保勝さんという方も出演しました。

松岡さんの高校時代からの友人なのだそうで、久保勝さんご自身はLGBTではなくアライ。

高校時代の後悔がアライになったキッカケ

久保さんが、松岡さんのことを高校時代に傷つけてしまうような言動があったのではないか?という思いが自身の胸の内にものすごくあり、当時の松岡さんのつらい状況を友人であるにも関わらず変えようとしてあげられなかった、という思いが引っかかっていたとのことで、アライになったのだそうです。

松岡さんもそんな久保さんの心情を理解しておられるご様子で、素敵な友情を感じます(o・ω・o)

若い人たちは特にLGBTに関する共感してくれる人が多い、という思いもあるのだそうです。

「LGBTとは?LGBTの人はどのようなことに困っているのだろうか?」

このようなことを知っていくことが、アライになるための第一歩なのだということのようです。

GAPのLGBTのためのショッピングタイム

NPO法人ReBitと共同で、LGBT当事者約30人を対象に閉店後の店内に招き、買い物の時間を作るというイベントを開催している様子が紹介されました。

買い物に行っても人目を避けてしまい、店員のアドバイスを受けられない、といった悩みが解決され、普段は選ばないようなニットを購入しているLGBTの方の様子が映し出されていました。

SNSでもアライの活動が盛んに

アライとして活動している21歳の森谷さんという女性が登場していました。

『アライが伝えたいこと』を動画メッセージにしアップすることで、今後さらに若い世代からSNSをきっかけにアライが増えていくことが期待されています。

 

『1人1人が持っている違いに対して、その人に寄り添いたいと思っていれば、誰もが誰かのアライになれるのではないか』

と松岡さんは考えているそうです!

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