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2020年10月15日放送のミヤネ屋で特集された歯周病と認知症の関連について

日本人のおよそ7割程度が歯周病であるとされる昨今ですが、そんな歯周病と認知症になるのでは?という研究がかつてから行われています。その仕組みを解明したとして、2020年10月15日放送のミヤネ屋では九州大学の武洲(たけひろ)准教授さんと、歯周病治療のスペシャリストという、かわさと歯科医院の川里郁夫院長さんが生出演にあたり解説をなさっていました。

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歯周病と認知症の関連とは?

歯周病が認知症を引き起こすのでは?という研究なのだそうですが、、ということは7割の日本人が認知症になる可能性を秘めている、ということになるのでしょうか。

口腔衛生が良い状態の方は比較的認知症が少なかったり、その他の疾病の面を見ても少なく、健康的で長生きな傾向にはありました。しかし、口腔衛生の良好さと認知症との関連性の具体的な点に関しては、未知な部分が多いというのが現実のようですが、、

アミロイドβという異常なタンパク質が原因

認知症のおよそ7割を占めるのがアルツハイマー型と呼ばれるものであり、2020年の現時点では根本的な治療法は確立されていないとのことです。

『アミロイドβ』というタンパク質、この物質が脳内に溜まることで、アルツハイマー型認知症となってしまう、という説が有力とされています。

九州大学のマウスを用いた実験によると、正常なマウスと、歯周病菌を3週間投与したマウスとでは、後者のほうがアミロイドβが腸内で10倍にまで増えた、とのことです。これにより、マウスの記憶力の低下も見られたそうです。

この実験がこれまでの認知症研究の常識を覆す可能性がある、ということなのですが…

というのも、これまではアミロイドβは脳内で作られる物質である、と考えられてきたのですが、実は、脳の外で作られたものを、脳の中へ輸入させる、あるいは送り込む、ということを突き止めた、ということが、まったく新しい発見なのだそうです。

つまり、歯周病にならなければこのアミロイドβが生成されることもなく、あるいは減らすことが可能となり、結果、アルツハイマー型認知症の予防につながるのでは?という期待が持てますね。

歯周病かどうかのチェックをすべき

歯垢がたまってしまうことで歯肉炎を起こし、症状が進むと土台の骨が溶け、歯そのものを失ってしまう危険すらある、できれば避けたい病気のひとつです。

  • 朝起きたとき口の中がネバネバ
  • 硬いものが噛みにくい
  • 口臭が気になる

などが歯周病か否かのチェック項目ですが、ぶっちゃけしっかり歯科医院にて歯周ポケットのチェックをしてもらったほうが一目瞭然なので定期的にすべきかと思われます(ミリ単位で教えてくださいます)。

ところが、数年、中には数十年ほったらかしで、歯医者さんに行かないという人も多数いるのが現状のようです(まぁ怖いですしね。。)

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