2021年9月29日。森大翔(もりやまと)という18歳の少年がシンガーソングライターとしてデビューが決定。個人的には、2021年の日本の音楽シーンでトップクラスに衝撃的な楽曲だったので、これはブログに書くしかないな…という思いです(2020年の藤井風さん以来かもしれぬ。。)
※固有名詞扱いということで、敬称略で書かせていただきますね。。
森大翔ってどんな人!?
この記事を書いている2021年9月28日の段階では、まだまだ森大翔(もりやまと)というキーワードであちこち調べたところで、情報は大変少ない状況です。今後2021年、2022年、、それ以降、ご活躍次第では、注目度が高まっていくに違いない、そんな予感しかしません。。
冒頭で藤井風さん以来、と申し上げたのは「天は二物を与えず」という”常識”が覆ったからです。以下に詳しく書いていきますが、森大翔(もりやまと)さんはなんと言ってもギターのテクニックが超絶技巧的であり、そこに注目が集まるのではないか?と予想できます。実際に、デビュー曲の「日日(ひび)」のイントロを聴くとそれはすぐに多くのリスナーがわかるかなぁと思います。ところがどっこい、ギターのみならず、歌声も男臭く、それでいていい具合の弱さといいますか、不安感といいますか…そういったものも持ち合わせているように感じられます。吐息がかすかに交じる具合もなかなか良く、かと言ってウイスパーすぎず…まぁつまり、ギターもボーカルもどっちもピカイチという、まぁさすが、これはプロだな、と納得の行く完成度なのです。そして、18歳という若さ…申し訳ない限りなのですが、初めて楽曲を聴いた際には、30超えくらいの余裕の貫禄(音楽家としての経験値)さえも感じるほどでした( ˘ω˘)
森大翔(もりやまと)のデビュー曲”日日”をYouTubeで見るべし!
YouTuber(?)としても活動している森大翔(もりやまと)さん。しかし2020年を最後に動画のアップはしていませんでした。2021年9月29日のデビューに合わせ、デビュー曲の「日日」のMVを公開することで、2021年初の動画アップをなされています。ちなみに2021年9月28日現在のチャンネル登録者数は2330人と、お世辞にも多いとは言えません。埋もれた才能、ここにありますよ!
アコギがこんなに弾けるというだけでも演奏家として素晴らしいのに、なんと、自らこのクオリティの伴奏をし、哀愁すらある歌声を同時に放つとはなにごとだ…日本でかつて、ここまで両方優れた弾き語りシンガーがいましたでしょうか…村下孝蔵さんもビックリではないでしょうかこれは。
バンドのボーカルとして歌一本、ギターはサイドギターレベルの簡単なものにしていてもまったく問題ないくらいに、ボーカルの魅力も素晴らしいです。大谷選手ではないですが、J-POPシーンの二刀流といいますか…BUMP OF CHICKENの藤くんをも思わすような世界観を表現出来うる声質だなぁと個人的にはそんな感想を抱くのですが、どうでしょうか…(少なくとも音域は近い)。
森大翔(もりやまと)のギターの経歴
「12歳の頃、従兄弟(兄貴と呼んでいたそう)がギターを弾いている影響を受けて始めたことがキッカケ」とのこと。デビューが18歳ですので、たったの6年でこうもなれるものか…と驚くところでもあります。というか、6年どころか、4年後にあたる16歳の時には、ロンドンで開催された16歳以下によるエレキギターの世界大会にて優勝を果たしているのだとか…(゚∀゚)!!
練習方法のひとつとしては、インターネットを利用し、様々なギタリストの奏法を参考にしていたとのことですので、ここらへんは多くの現代人となんら変わりありません。最初の頃はエレキギターをまず手にし、KANA-BOONがお好きだったそうで、シルエットという楽曲の練習をしていたのだとか。
また、YouTubeにてデビュー前からギター動画もアップされています(再生回数は1,500回強などとなっております。。)。
変則チューニングを多用している
通常のギターのチューニングはEADGBE(ミラレソシミ)なのですが、変則チューニングというものも存在しています。6弦のEをDに下げるドロップチューニングなどもあり、それかな??とも思ったのですが、ちゃんと聴くと、どうやらDADGAD(ダドガド、って今も言うのかな…)という変則チューニングでの演奏をしているのではないか、と思われます。押尾コータローさんなどもよくやるやつですね、これでわかりやすいかもしれませんね。
森大翔(もりやまと)は北海道羅臼町出身
知床半島に位置する羅臼町。率直に言うと、札幌とはかなり遠い、都会的な雰囲気は皆無というような場所です。
中学までは羅臼町にて生活していたようですが、高校進学にあたって、札幌の厚別高校というところに生活の拠点を移したようです。厚別区内にある公立高校なのですが…札幌の中では、住宅地が目立つ場所です。
70~80年代には中島みゆきや松山千春や玉置浩二(安全地帯)、90年代にはGLAYやジュディーアンドマリー、2000年代にはモーニング娘。や、w-inds、ZONEなど、北海道出身のミュージシャンは多くいましたが、2010年以降はあまり目立った存在は正直なかったかように思えます。20年代になり、ここへきて、期待の新星と言わざるを得ない存在が現れ、同郷の身としては嬉しく思う限りなのです。。
森大翔(もりやまと)の所属事務所
A-Sketch(エースケッチ)という事務所に所属しているようです。flumpoolやディーンフジオカさんなども所属している大手事務所です。
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森大翔(もりやまと)のTwitter、Instagramもフォローしてみよう
デビュー前からのアカウントでSNSの利用もしているようです。プロになっても、このままのアカウントで居て欲しいなぁ…などというミーハー心も出てきてしまいますね笑
Twitterに関しては、2015年より開始しておられて4,650のフォロー数(2021年9月28日現在確認)。一気に、1万人をあっさり超えていくでしょうか…
ちなみに2021年の9月24日に人生で初めてパン屋さんのパン(クロワッサン)を買って食べたそうで、あまりの美味しさに人生ひっくり返った感があったのだとか…あかん、かわいい!
こういう純朴そうな感じも、ますます藤井風さんを思わすなぁ…
2022年1月26日に”台風の目”を配信
待望の2ndシングル(といっていいのか…)である”台風の目”という楽曲が配信でリリースされています。前作”日日(ひび)とはまた違ったアレンジに仕上がっています。日日のギター一本での伴奏ではなく、ストリングスやピアノも入ったアレンジとなっており、タイトル通り、なかなかスケールの大きな仕上がりといえるのではないでしょうか。と同時に、超絶ギターテクもふんだんに盛り込まれているという感じで…やはり圧巻です。タイトル的に台風=夏なのですが、やはり楽曲制作は2021年の8月頃にすでに行われていたことがインタビューにて明らかになっています(レコーディングは札幌!)。しかし、この冬の時期、春の気配が近づいているこの時期、朝焼けの中の峠道を車で走らせながら聴きたいな…と完全に個人的意見を書き連ねてしまいたくなります…とにかく室内で聴くより、外のほうがいい!
2022年以降の森大翔さんの活動は?
明らかになっている部分としては、2021年3月で高校を卒業し、その後は東京の大学に進学する(上京する)ということのようです。音楽一本で、とはならず、なにか学業を学びつつ、音楽活動を並行して行うという、いわばこれまで通りのスタンスということになるでしょうか。ギタリスト、として紹介されることもある森さんですが、ご本人は”歌もの”への制作のこだわりが大変お強く、よりよい作品を今後も生み出していきたいという意欲をやはり各所のインタビューにて明かしています。
4月13日には君の目をを配信リリース!
森大翔さんの淡く切なくも力強い”初恋”を綴った3rdシングルが配信でリリース!
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