2019年5月8日放送の水曜日のダウンタウンで、吉本興業所属の『ななまがり』という芸人さんコンビが、新元号が『令和』であることを当てるまでチャレンジするという企画がありました。
早くも『神回』とすら言われているほどの秀逸な企画でした、1時間打ち抜きで放送されていましたしね(^o^)
新元号を当てるまで脱出できない生活に登場したななまがりさんが面白かった!
個人的にリアルタイムで見ていて、Twitterなどでもつぶやきながら観戦する感じでした、久々に本当にインパクトのある企画だったので、こりゃブログに書きたいな、と思った次第です…ユーチューブとかの埋め込みすらもせずに、なにをどう書けばいいかわかりませんが、とりあえず興奮したのですぐ書くです笑
ななまがりとは?
森下直人さん(薄毛が印象的!)と初瀬悠太さんのお2人からなるコンビ芸人ですが、、詳しくはウィキで!という感じではあります、、番組終了後即座に、ななまがりのウィキの項目に『100時間も耐えて新元号を当てた』的な記述が追記されるほど、ななまがりにとっての代表作になったに違いありません。
さてななまがりですが、2016年にはキングオブコントで決勝にまで進出したほどの実はすごい芸人さんたちなのです!が、近年はスケジュールががら空きであり、平均月収は4万円ほどなのだとか…
最近では珍しくもない高学歴芸人としてもななまがりは当てはまっているようで、2人とも大阪芸術大学の芸術学部をご卒業なさった経歴もあります。
新元号を当てるまでの内容
水曜日のダウンタウンではおなじみの、監禁からの隔離、というスタイル…かつてこれで企画がお蔵入りするほど問題(警察沙汰ってやつですね…)になったやり口ですが、今回も万全を期してそのやり方でななまがりの2人を埼玉県の『平成荘』というアパートに隔離することから始まりました。連れ去る時には『ただいま撮影中』という紙切れを持ったスタッフも配置するなど、今度は問題にならないように、という徹底ぶりでした笑
そしてその後は、5分に一度の回答権を生かし、新元号をひたすら予想していく、という流れのシンプルな企画です。
途中で夕食ゲットチャンス(画数の多い漢字を考えて書くことでもらえる夕食が変わる)というものや、24時間が経過した頃からは0時になった瞬間にベースポイント2,000円がもらえるというものや、一日に一回、画数の多い漢字の画数×200円分のポイントが獲得できる、というオプションも加わり、これにより最終的には10,000円分を使って松竹梅の梅である最高峰のヒントをゲットするに至り、これでようやく正解にたどり着ける、というものでした。
森下さんの予想がとにかく面白いので一覧をまとめ
この企画を一段と面白くしたのは森下さんのものすごい発想力豊かなハイレベルなボケなのか、素なのかもわからない元号予想です。
『恵進』『智栄』『京安』『定清』『天栄』などと、なんとなくありそうな元号予想をした初瀬さんに対し、森下さんが予想する元号は、
- 未留
- 笑国
- 立草
- 夢安
- 廻世
などといった、独特すぎるものですが、本人は外れた瞬間に悔しがったり、途中で奇声を発するなどしており、やはり隔離の極限状態から来るものなのか…とも思えました。
24時間経過が近づいた朝方にも、
- 喜保
- 希天
- 紀州
などとやはり外していきます、紀州て!!笑
その後も24時間が経過してもやはり傾向は変わらず、
- 正福
- 然円
- 能安
- 宇光
- 喜久
と独特回答が続いておりました…そしていよいよ、夕食後と翌朝頃の予想が秀逸揃いで、Twitter上でも話題になったり、菅官房長官とのコラボアイコラ的な画像まで出回る事態になるほどのものが揃いました!
- 破突(はとつ)
- 清天(きよてん)
- 是福(これふく、ぜふくにすべきか迷ったらしい)
- 時明
- 分白(ぶんぱく)
- 徳日(とくじつ)
- 金域(きんいき)
- 協安
72時間が経過した頃には、
- 現希
- 明咲
- 蛍光(ほたるびかり)
蛍光には森下さん御自身もさすがに「散漫になってるわ」と自己嫌悪気味です笑
10,000円分の電球ヒントゲット直後、お2人の推理力が優秀で、あれよあれよと正解に近づいていくクライマックスシーンなのですが、その電球ヒントを活かせるまではやはり森下さんの珍答は続いていきます。
- 福明
- 雅平(がへい)
- 歯姫(はひめ)
来ました、歯姫!
リアルタイムに視聴している時には気づかなかったのですが、これはさすがに電球ヒントの意味を探るための実験的な回答だったのだな、と録画したものを見直してわかりました。
とはいえ、歯姫のインパクトは絶大すぎて、おそらくTwitter上でもこのパワーワードがもっとも反響が大きかったものと思われます。
- 福京
- 奥晴(おうせい)
- 世京
と続けていく、そこで、世京が13画であり、令和と同じ画数であることからようやく電球が弱く光り、、まぁこのへんから一気に正解にたどり着いた、という流れでした。
ボケまくった森下さんですが、「れいわ」の響きを当てたのは実は森下さんでした、
- 零和
- 霊和
と、最後までボケてくれましたw
人権侵害論よりも『感動』と『興奮』の感想が目立った
昨今の厳しいテレビ事情を考えると、今回のこの企画もなかなかチャレンジしたものだったと思うのですが、目立つ意見としては感動して思いがけず泣いた、というものや、興奮した!というものが多かったです、僕もそうなのですが、興奮も感動もする心の準備をして見ていたわけではないのですが、気がついたら声を上げそうなほど、ガッツポーズを取りたくなるほど、ななまがりのお2人に感情移入してしまいました。。
アラフォー以上の人は、90年代の電波少年でなすびさんがチャレンジした『懸賞生活』を思い出した人も多いのではないでしょうか?
途中、初瀬さんもやはり、「なすびさんとかすごいわ(こんなことをしてたんだな)」的な事を漏らしていました。
コメント