2015年11月10日放送のNEWS ZERO(ニュースゼロ)の桐谷美玲さんのコーナーMY GENERATIONにて、スマホの使いすぎで体の異常を訴える人が増えている、という話題が特集されていました。
なにかとスマホの使いすぎは健康被害も多いと騒がれがちですが、今回は首です。
桐谷美玲さんも検査をするロケに出ておりました。
登場したキーワードは『ストレートネック』というものでした。
東京脳神経センターで検査
若者を中心に、スマホでのネット使用時間が年々増えている傾向にあるといいます。
1日の平均時間(休日)では、10代が約3時間10分、20代が約2時間30分、30代が約1時間30分、40代が約1時間5分、という総務省の平成26年の調査結果が出ているとのことです。
10代や20代の人々に街でインタビューをすると、肩こりがする、首が痛い、などの声がやはり多いです。
桐谷美玲さん自身も時間があればスマホを触っており、気がつけばかなりの時間が経っていることもあるといいます。
そこで桐谷美玲さんが東京脳神経センターという医院を訪れ、検査することになりました。
桐谷美玲さんが受けた検査内容
頭が痛いか、首がこるか、などの30項目の問診票にまずチェックしていくようです。
次に検査着に着替え、首のX線写真の撮影、そしてMRIで首から背中にかけての断面図を撮影、とかなり本格的なものでした。
骨だけではなく筋肉や神経に問題がないかがわかるそうです。
更に、平衡感覚テストや首の温度を計るなど、実に様々な検査を行っていきます。
最後に松井医師による触診です、首や肩の筋肉のかたまり具合を診ます。
桐谷美玲さんはとても痛そうにしておりました…筋肉が骨のように固くなっているとの診断であり、悲鳴を上げるのを必至にこらえるほど相当痛そうでした。
桐谷美玲さんの検査結果
首は重たい頭を支えるために、正常な状態ならば緩やかなカーブを描いているそうですが、桐谷美玲さんの首は首の骨がまっすぐでした、これをストレートネックというそうです。
スマホ画面を長時間覗きこむとまわりの筋肉が凝り固まり、首を元に戻しても首の骨は筋肉に締め付けられて、自然なカーブがなくなってくると、複数の専門家が指摘している問題のようです。
元々はうつむき加減で家事などをする主婦に多かったというストレートネック。
今ではこうしてスマホやPCなどの使いすぎによる症例も多いのだそうです。
ストレートネックがもたらす症状と対策
頭痛やめまい、手のしびれなどといった様々な不調を引き起こすと言われています。
33歳のシステムエンジニアの女性のインタビューでは、のぼせや吐き気などが出てきて、首がちょっとムリすると張ってくるとのことでした。
一時は入院するほど悪化、現在はお仕事に復帰しているそうですが、定期的に診察を受けているそうです。
やはりストレートネックの兆候があるそうです。
システムエンジニアということで、一日中パソコンに向かう姿勢となりますが、前傾姿勢にならないように気をつけているとのことでした。
スマホを使う時もうつむかないように意識し、また、長時間使わないように気をつけているとのことでした。
松井医師も「スマホは15分したら一度首を後ろに倒します(天井を見るような感じ)、後ろの筋肉を緩める」とアドバイスをしておりました。
手で首の後ろを支えつつ、このようにほぐしてやることでストレートネック軽減が期待できそうですが、やはり長時間の使用というのは避けられるのならば避けたいものですね…
個人的に、PCに向かって1時間ビッシリ集中して作業×5セット、6セット、などということもあるので、ほぐす事をちょっと意識しようかな、と思いました(ヽ´ω`)
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