NEWS ZERO(ニュースゼロ)に芥川賞受賞の又吉直樹さんが登場しました、2015年7月22日放送。
本当に時の人となった又吉さんですが、本について語りました。
おすすめの本などの紹介もありましたよ( ・`ω・´)b
売り切れ続出だという又吉さんの”火花” Amazonで普通に買えるようですね…!?
Amazon⇒火花
しかもポイント高めじゃないか(´・ω・`)笑
売り切れてたらすみません…
それでは。番組内容をまとめます。
本にハマった理由と魅力を語りました
本を読むと眠くなる、そんな苦手意識がある人もいると思うけど、まずは10冊くらい読んでみよう、との事でした。 そうすると、自分の人生でぶち当たっている壁みたいなものに、なにかしらのヒントを与えてくれる言葉が急に出てきたりとかするのだそうです。
昔に、(自分と)同じように悩んでいたり、同じように突き詰めて考える人がいるわけで、その人の答え、それが助けとなって、思いがけず救われました!というような経験が何度も又吉さんはあるのだそうです。
「俺がずっとわからんかったことや…」といった具合に、です(o・ω・o)
まずはやはり、読む事からでしょうね…。
「面白い、楽しい!」と思える事が読書が好きになれる近道のようです。
賢くなる、知識が増える、といった動機だとそれは努力となってしまい、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれませんね(´・ω・`)
又吉直樹さん推薦書
これまでに8000冊もの本を読んできたという又吉さんが、オススメの本をご紹介してくれました!
夏休みということもありますし、子どもたちにもぜひ読んで欲しいものですよね( ・`ω・´)b
ということでその本のタイトルや著者名、あらすじなどをまとめまてみました。
北村薫/月の砂漠をさばさばと
これは、中学生に読んで欲しいとのことです。
⇒Amazon:月の砂漠をさばさばと (新潮文庫)
9歳の少女さきちゃんと、作家の母親との日常を描いた短篇集です。
ずばり、読みやすいので中学生にオススメなのだそうです。
わからない言葉は1つも出てこない、しかし、その物語の中だとかお母さんのさきちゃんに対する返答や、さきちゃんが疑問に思う事などが、考えればキリがないほどに奥が深いのだそうです。
又吉さんはこの本をすでに20冊くらいプレゼントしたほどに大好きな一冊のようです。
西加奈子/漁港の肉子ちゃん
これは、高校生にオススメの一冊だそうです。
⇒Amazon:漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)
⇒楽天市場:幻冬舎文庫 に−13−2漁港の肉子ちゃん/西加奈子【後払いOK】【1000円以上送料無料】
漁港の焼き肉屋で働く大柄な体格の母親”肉子ちゃん”と、そんな母親を恥ずかしく思う娘”キクりん”の葛藤を描く、という内容です。
肉子ちゃんは体が大きいけど、とても一生懸命な人で、娘のキクりんの運動会に行った時に全力で肉子ちゃんが走っているのを皆が笑うのです。
しかし、肉子ちゃんはとにかく一生懸命走っていて、その描写は面白いのだけど、泣けるのだそうです。
”人間がちゃんと生きてるんや”って思える話なのだとか…。
中学高校の頃は「俺らって何のために生きてるのかな」って思いがちですね、、 それを何十時間でも考えればいいと思うけど、そうして何十時間か考えたあとに、この本を読むとなにかヒントになるんじゃないかなぁ、と又吉さん。
町田康/告白
最後に、大学生に読んで欲しい一冊がコチラです。
⇒Amazon:告白 (中公文庫) |
明治時代に実際に起きたという殺人事件をモチーフに主人公の障害を描いた長編小説です。
深刻なテーマなのですが、命について、人間について考えさせられる一冊だと又吉さんは言います。
大学生くらいになると色々な小説を読んできているという人も多いだろうと思う中、分厚めな長編小説で物語に入っている時間が長い、という感じを経験してもらいたいのだそうです。
1人の人間について、考えてもらいたい、との事です。
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