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2015年12月5日放送の世界一受けたい授業でノロウィルスの感染源や対処法について片山和彦先生がゲストで登場し紹介していました

2015年12月5日放送の世界一受けたい授業では、この時期ますます増える『ノロウィルス』の対策について放送がありました。

ノッチさんもノロウィルスにかかった時の体験談なども紹介しておりました(´・ω・`)

個人的にも、2006年にあれはどう考えてもノロウィルスだっただろうと思われるものにかかったことがあり、あんな地獄はもう懲り懲りと思い知らされました…。

感染症対策のスペシャリストの国立感染症研究所の片山和彦さんがゲストとして登場し、ノロウィルス対処法を紹介しておりました。

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ノロウィルスについての現状や対策など

過去10年間を見ると、毎年大変多くのノロウィルス患者がいるとのことですが、2006年と2012年には前年より急激に増えた、というデータが残っているようです。

その原因は新型ウイルスの出現によるもの。

ノロウィルスは一度感染すると、体内に免疫ができますが、新型のノロウィルスが出現すると従来のウイルスに免疫がある人でも感染してしまうため、患者数が増加してしまうそうです。

GⅡ.17』という新型のノロウィルスも出現しており、今年は心配です…。

ノロウィルスには有効なワクチンや特効薬はないのが現状。

症状がおさまるのを耐えるのみ、というのが現状(´;ω;`)

そのため数百万人規模で患者が出てしまうという予測もあるようです。

国立感染症研究所の片山和彦さんのノロウィルス感染源と対処法

月別で見ると、12月が圧倒的にノロウィルスの患者数が多い月となります。

感染源としては、なんらかの形で口や鼻からお腹の中にノロウィルスが入り、感染してしまう、ということです。

具体的感染例

ノロウィルスに感染した人の手についたノロウィルスがドアノブや手すり、つり革など、生活の場でついてしまい、それを別の人が触ることで手にノロウィルスが付着し、その手が口などに触れることにより感染してしまう事があるようです。

家の中でも、ソファーや冷蔵庫、リモコンやコントローラーなど、実に様々なものにウイルスは付着しています。

それが家族の手に付着してしまうと、人は知らず知らずに顔や口を触ってしまっているものであり、口から入り込んでしまう可能性が非常に大きいという内容でした。

また、吸い込みによる感染というものもあります。

吸い込み感染しやすい場所は『トイレ』です。

水を流すと細かい水滴が床へと無数に舞っている映像が紹介されました、水滴の中では何万ものウイルスがいる可能性がありますし、目にみえない小さな水滴の場合は90分も舞ってしまう事もあるそうです。

吸い込み感染としては、感染した人の嘔吐物の処理が不十分な場合、乾燥したのちにウイルスが埃と共に空気中に舞ってしまうということもあります。

対処法もある

トイレのあとや、食べたり飲んだりする前にはこまめに石鹸で手を洗うというものでした。

しかし、石鹸ではノロウィルスは死滅しないので、よく洗い流すことが最も重要なようです。

石鹸の泡が流れ落ちるくらい水で洗い流す、その泡が消え去るまで、というのが目安になるようです。

そして、洗いすぎは手のひらがボコボコしてしまい、ウイルスが入り込むと洗い流しづらくなってしまうそうなので、難しいところです…。

片山和彦さんご自身はトイレでの対策として、ドアを開けるときに直接手で触れないようにしているそうです。

ハンカチやポケットティッシュを使って直接触れないようにしているそうです。

先ほど紹介した吸い込みによる感染を防ぐ方法はマスクをすること、そして水を流すときはフタをするということだそうです。

嘔吐物の正しい処理の方法も紹介されました。

まずは直接触れないように使いきりの手袋を着用し、空気中に舞っているウイルスを吸い込まないようにマスクもします。

続いてペーパータオルで集めるようにして拭き取りポリ袋へ。

嘔吐物がなくなったからといって更に床を拭き掃除するのはNGであり、ペーパータオルで拭きとったあとは新聞紙を汚染箇所に敷きます。

次が重要です、ペットボトル(500ml)に対し、塩素系漂白剤をキャップ2杯分入れ、水を足して消毒液を作ります。

こうして作った消毒液を新聞紙に染み込ませて15分以上置きます。

そしてもう一度拭き取って、手袋をポリ袋に入れ、最後によく手を洗うということでした。

ノロウィルスに感染してしまった場合の対処法

どうしてもかかってしまったら、闘うよりほかはありません。

経口補水液を飲むと良い

激しい嘔吐や下痢による深刻な脱水症状が最も恐ろしいことのようです。

水よるも経口補水液のほうが体への吸収が早く、脱水を防ぐことができます。

売られていますが、つくることも可能だといいます。

  • 水1リットル
  • 砂糖40g
  • 塩3g

以上を混ぜるだけで自家製の経口補水液をつくることができます。

スポーツドリンクなどを飲む場合には冷たいまま飲むよりもお湯で半分に割ってゆっくり飲むことが良いそうです。 

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