鈴木登紀子先生、いったいなにもの!?
正直、そう思ってしまいました…
2015年9月29日放送のナイナイアンサー2時間スペシャルにご登場です!
Wikipediaで調べても、鈴木登紀子さんの情報が非常に薄い!
料理研究家でいらっしゃる鈴木登紀子さん、愛称は『ばぁば』
NHKの「きょうの料理」に45年間出演し続けた経歴を持っているそうです!
他にも、伝統の和食を教える料理教室を開催しており、味・盛り付け・作法に至るまでの指導をし、幅広い世代から支持を得ていらっしゃるようです!
未来でも、失いたくない日本の温かい食卓…的な事を思うばかりです、ほんとにそう思います。
驚きなのが大正13年生まれ…90歳です!(放送時)
なおのこと、失いたくない日本の古き良き…的な事を思ってしまいます、鈴木登紀子さんがおっしゃるからこそ説得力も強いだろうと思いますし…。
この鈴木登紀子さんの人柄、個性、キャラは非常に濃いです!ハリセンボンさんとの絡みもおもしろかったですね♪
「どちらがハリさん?センボンさん?」
と独特な質問をハリセンボンに投げかけたりしていました笑
本題では、
『ばぁば直伝!定番和食本当の作り方』
という事で、さんまの美味しい焼き方、おひたしの作り方などを教えてくださいましたので、レシピや手順などをまとめていこうと思います。
あとちょっと、名前は見逃しましたが『逆アルデンテご飯』の事も最後に書いておこうと思います(o・ω・o)
さんまの美味しい焼き方
ずばり、
「ばぁばのサンマの塩焼きはサンマの前に塩を焼く」
というものです!
具体的な作り方レシピ
スーパーで売っている一般的な粗塩を使用します。
粗塩はミネラルが豊富なため、うま味を引き出すそうです。
しかしこの粗塩、水分を含み、べたつきがありますね…
そこで!
昔ながらの知恵!塩を鍋で焼いていきます。
乾煎りする感じですね、するときめ細かくなっていきますので、サンマにもよく馴染みます。
ミネラルはそのままに、驚くほど通常の食塩のようにサラサラになります!
氷水でしめて、水分をキッチンペーパーなどで取り除いたサンマにこの粗塩をふっていきます、この時にコツが!
高いところからふりかけます!
こうすることでムラができることなく、さらに焼いた粗塩がサンマの余分な水分を抜き、タンパク質をうま味成分に変化させるため、よりいっそううま味が凝縮されます。
こうして両面に塩をふったら10分ほどおきましょう。
いよいよ焼く作業ですが…
サンマって、グリルにくっついちゃいますよね…これを解消するコツがあるようです!
グリルを通常通りガンガンに温めます、そして、網目にサラダ油を塗ると良いのだそうです!
いきなり熱いところに投入する事で、皮が一気に焼き上がり、剥がれる事がなくなるそうですよ(o・ω・o)
表裏ともに強火で5分ずつ焼いていきます。
これでOKです!
焼き目も綺麗、皮も剥がれず、いかにも美味しそうなサンマの塩焼きが完成していました(*´∀`*)
ちなみに活きが良いサンマはヒレが立ちます!これも知らなかったな~ばぁば素敵です♪
「初物は東を向いて笑って食べましょう」とも!さすがです。
ばぁば流おひたし
2つの手間暇をかける事で本当のおひたしが作れちゃいます♪
料亭で食べるような上品なおひたしが作れちゃいますよ!
今回はほうれん草のおひたしでした。
2束ずつ15秒ゆでる
これがひとつめの手間暇です。
なんとゆで時間は15秒でいいのだそうです!
15秒経過したら氷水に浸けます。
割りじょうゆに浸す
2つ目の手間暇、これが割りじょうゆ。
「おひたしは割りじょうゆ(お出しとおしょうゆ)に浸すからおひたし」
ばぁばがおっしゃいました、本当にその通りなのですが、正しいおひたしって、なかなか皆様作っていらっしゃらないのではないでしょうか…
割りじょうゆ(4人分)レシピ
かつおだし(1.5カップ)、酒(大さじ1)、薄口しょうゆ(大さじ3)、塩(少々)
これがレシピになります。
この割りじょうゆにさきほどのゆでたほうれん草を適当な長さに切り、浸してから冷蔵庫で冷やします。
しゃきしゃきしていて、よく染みていて美味しいようです…素敵~♪
「冷たいのはごちそうよ」とも、ばぁばはおっしゃいました。
ばぁばの味噌汁
最後が、ばぁば直伝の味噌汁です。
豆腐の味噌汁なのですが、ばぁば流は、
豆腐をごま油で炒める
これです!
豆腐の味噌汁レシピ(4人分)
木綿豆腐(1丁)ごま油(大さじ1)かつおだし(4カップ)味噌(65g)長ネギ(少々)七味唐辛子(少々)
ごま油以外はいたって普通!
ポイントは水分少なめな木綿豆腐を使用すること。
さらにこの木綿豆腐の水気を切っておきます、タオルで水気を取っていました、結構しっかり取っていたので厚みが3分の2程度にまでなっていました。
熱したお鍋にごま油をしき、さきほどの木綿豆腐を崩しながら炒めます。
崩すんですね!ビックリ(゚д゚)
崩す事でごま油の風味がお豆腐に染み込みやすくなるのだそうです。
こうして炒めたお豆腐を先にお椀に盛り、長ネギを上に乗せていきます。
汁は…?
別の鍋に沸騰させたお出汁、そして味噌をといていきます。
その汁を、さきほど椀に盛り付けたお豆腐の上にはっていきます。
最後に七味唐辛子をかければ完成!
ごま油の風味とコクで一味ちがうお味噌汁になります、これは興味深い…いただいた事が人生でおそらく一度もありません…(´・ω・`)
ごま油とお味噌の相性もばっちりですし、崩したお豆腐ですが食感はバッチリ楽しめるようです、これはやってみよう!
ばぁば、かわいくてたまらんかったです(o・ω・o)
もちろん、敬意を表するばかりです!
またテレビなどでお目にかかりたいと思わずにはいられませんでした…。
楽天電子書籍など⇒ 「ばぁばの料理」最終講義
Amazon⇒「ばぁばの料理」最終講義
逆アルデンテご飯
さて、こちら正直ちょっと見逃したのですが美味しそうだったので書きたいと思います。
外しっかり、なかモチモチのおいしいご飯の炊き方!
これが逆アルデンテなのですね。
その手順だけはしっかりまとめたいです(´・ω・`)
マネできる逆アルデンテご飯の作り方の手順
①ミネラルウォーターで10秒以内ですすぎ洗い
②水なしで研ぐ
水が透明になるまで研ぐのは間違い!的な場面がありましたね(´・ω・`)
③ミネラルウォーターをメモリ通り入れる
④2時間冷蔵庫で冷やす
これは新情報でした、冷蔵庫の中で冷やす事で、しっかりお米に吸水できるようです!やってみたいと思いました!
⑤十字にほぐし4分の1ずつひっくり返してボウルへ入れる
ご飯粒はつぶさないようにしたいものです!
空気に触れさせるようにサラサラとほぐしていきます。
ボウルに移す事で炊飯器の底にたまっていた水分を飛ばし、お米を一気に空気に触れさせる事で薄い皮膜ができるのだそうです、これがべたつきを抑えた『逆アルデンテ』という事なのでしょう!
⑥乾いたふきんをかけ15分置く
ムダな水分をこれで吸収!
人間の舌はアツアツだとご飯の甘みや食感を感じにくいそうです(そりゃそーだ笑)
味わえる余裕がありませんもんねアツアツすぎると…。
適温は65度。
15分ほどの放置で、適温となり粒感やご飯の本来の美味しさをよりいっそう味わえるようです(o・ω・o)
コメント