2018年6月28日放送のヒルナンデス!の『元気になりたいンデス!』というコーナーで、食べ方次第で命を救うかもしれないという食材、『ヨーグルト』についての特集がありました。
解説ゲストは医学博士の梅舟仰胤(うめぶねぎょうたね)さんという、ファミリークリニックひきふね院長の方でした、個性豊かなキャラで漫談をしそうなお医者さんでした笑
今回は『糖質バテに注意!』というテーマでヨーグルトの重要性を解説なされていました。
糖質バテに注意!リスクチェックや予防法など
糖質を摂取しすぎることにより起こる『糖質バテ』という新たなキーワードが飛び出しました。
具体的には食後の高血糖状態のことを糖質バテと呼ぶそうです。
この糖質バテの状態を放置しておくと、軽度な場合はしわやたるみが気になる、などの症状があり、もうちょっと重くなりますとだるさ、体重増加などのリスクがあり、もっと重くなってきますと糖尿病や心筋梗塞、突然死のリスクも出てくる恐ろしい糖質バテ…
生活習慣に潜む糖質バテのリスクをチェック
- 温かい麺類だけで食事を終わらせることが多い
- 食後に甘いものを頻繁に食べてしまう
- 食後は体を動かさないことが多い
冷たい麺より温かい麺のほうが実はリスクが高まるという結果…!
糖質バテのリスクチェック、体の状態としましては、
- 食後に眠くなることが何度もある
- 寝苦しく、睡眠不足になっている
というものでした。
この5項目のうち、1つでも当てはまる時点で糖質バテの可能性がある、とのことでした。。
全国に累計1,000万人は糖質バテが疑わしい人がいるそうです。
また、体型としては肥満型であろうと痩せ型であろうと関係なく糖質バテの人はいるそうですし、年代も関係ないとのことでした。
そして、糖質バテになりやすい季節としては食べやすい糖質を多く含むものを摂取する機会が増える夏にこそ、注意が必要となってくるそうです。
糖質バテの予防法
食後に血糖値が上昇するのは当たり前のことなのですが、血糖値をコントロール出来ずに急上昇を繰り返すことが糖質バテへのリスクが高いとのことだそうです。
上述しました5項目、特に食事の面では個人個人で気をつけていくことで、血糖値の急上昇を防ぎ、糖質バテにならないようにすることが可能になってくるかと思われます。
ヨーグルトはやはり体にいい!
ヨーグルトに期待できる効果とは?
整腸作用と腸内環境の改善が期待できます、もうこれは誰もが知っていることと言えばそれまでですが…
その結果として美肌効果や便秘改善、骨粗鬆症の予防や、免疫力アップによる風邪の予防などが期待出来ます。
自分が欲しい効果によってヨーグルトを選び分けることも重要なのだそうです。
また、食べるタイミングも大事であり、食後に食べるのがベストなのだそうです。
ヨーグルトは酸に弱く、食前に食べてしまうと胃酸でヨーグルトの菌がやられてしまい、健康効果が薄れる可能性があるからなのだそうです!
糖質バテ予防のためのヨーグルトの摂取方法
ずばり、食前にヨーグルトを食べることが糖質バテの予防につながるそうです。
食後の場合は美肌効果や風邪予防、食前の場合は糖質バテを抑えられる可能性、とおぼえておくと良いようです。
どっちの効果も欲しいからと言って食前食後に2回も食べてしまうと、過剰摂取となりまた問題もありますので、どういった健康効果を期待したいか、でおのおので食べ方を変えてみる方法が大切なようです。
血糖値の急上昇が押さえられた実験結果もある
2017年10月に一般社団法人の大人のダイエット研究所・同志社大学が発表したデータによりますと、20~40代の男女に『ご飯のみ』を食べてもらった場合と『無糖のヨーグルトの後にご飯』を食べてもらった場合とを比較した結果、食後の経過時間で血糖値に差が出たのだそうです。
その内容は、食後45分後には36%ほどの血糖値の上昇の差が出たそうです(グラフに表すと、幾分ゆるやかな上昇である、という印象を受ける結果になっています)。
これは太りにくい食べ方にもつながりますので、糖質バテ以外にも効果が期待できる食べ方であろうと考えられます(^o^)
ヨーグルトに含まれる乳酸が食べ物の消化を遅らせることになり、その結果腸での糖の吸収を抑えることになり、また、ヨーグルトに含まれるタンパク質が腸管ホルモンの分泌を後押しする働きがあり、これらにより血糖値の急上昇を抑えることができる、という内容のようです、難しい…。
ベジタブルファーストとヨーグルトファーストの違い
サラダなどの野菜のあとにご飯を食べるベジタブルファーストという食べ順ダイエットが流行からの主流になりつつありますが、ヨーグルトファーストの場合と比較した場合、血糖値の上昇の仕方は大変よく似ているのだそうです。
しかし、食後1時間後あたりからはヨーグルトファーストの場合のほうが通常の血糖値に戻ることがわかっているそうです。
ただし、体質や、かかっている病気などによってはヨーグルトの摂取の仕方を考えたほうがよい場合もございますので、やはり医師に相談してから実践することも大切なようです。
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