2016年2月23日放送のNEWS ZERO(ニュースゼロ)のmy generationでは、現在24歳の渡利璃穏(わたり・りお)選手が特集されていました。
アイシン・エィ・ダブリュ所属のレスリングの選手です。
リオオリンピックにふさわしい、なんという素敵なお名前なのでしょうか(´∀`)
1日5色の過酷なトレーニングなどが紹介されました
東京六本木のトータル・ワークアウト六本木ヒルズ店に渡利璃穏選手の姿がありました。
60kgのバーベルでベンチプレスをしています、しかも、速いのです(゚д゚)!
瞬発力がいかにもつきそうな過酷なトレーニングです。。
他にも、背中を鍛えるために63.5kgほどのウエイトを座った姿勢で引き上げるトレーニングなども導入しておりました。
レスリングではタックルに入ったあとに相手選手を引きつける力が必要とのことで、このようないわゆるプル系のトレーニングも、結構な重量で導入している模様です、強さの秘密なのだそうです。
桐谷美玲さんも63.5kgに挑戦しますが、ほぼびくともしませんでした、、パーソナルトレーナーの志水浩二さんも、「女性でこれを挙げる人はいない、(通っている女性でも)初めて見た」とのことでした(´・ω・`)
2014年のアジア大会で脚光を浴びる
2014年の9月のレスリングアジア大会63kg決勝で、渡利璃穏選手は堂々の金メダルを取ったのです。
1日5食のトレーニング
食べることもトレーニングのひとつなのだそうで、大盛りのご飯にたくさんの種類のお肉や野菜などがずらりと並びます、その総カロリーはなんと6400kcalほどにもなります。
一般女性24歳の場合の1食の目安は650kcalとのことですので、実に10倍近いカロリーを摂取しているということになります。
レスリングだからといって皆、このように大量に食べるわけでもないのだそうです。
渡利璃穏選手が独自に導入しているトレーニングのひとつなのだそうです、苦しくてどうしても食べきれない時は無理やり流し込んで飲み込むのだそうですので、かなりハードと言えますね。。
このように大量に食べるには理由があるようです。
2015年6月明治杯63kg級決勝の結果が5食トレーニングのキッカケに
中学3年の時にはオリンピック出場の夢を公言もしており、高校・大学では吉田沙保里選手の後輩として、さらにその夢を追いかけ続けてきた渡利璃穏選手。
リオオリンピックへの切符につながる国内予選で、準優勝に終わってしまい、リオオリンピックへの夢がここではかなわなかったのだそうです。
リオオリンピックで行われる女子レスリングの階級は全6階級となっています。
- 48kg級⇒登坂絵莉選手
- 53kg級⇒吉田沙保里選手
- 58kg級⇒伊調馨選手
- 63kg級⇒川井梨紗子選手
- 69kg級⇒土性沙羅選手
- 75kg級⇒???
渡利璃穏選手は63kg級の切符を逃してしまいましたので、残るは75kg級のみとなっており、12kg増量をして切符をもぎ取る決意をしたのだそうです。
これにはあの吉田沙保里選手でさえも、「私にはムリ」と感服している様子でした。
ハードなトレーニングや練習をすると体重は減ってしまいますので1日5食、しかも一度に食べる量も以前の倍にもなっているとのことです。
合宿所でも一番最後まで食べ続けていました。
たくさん食べることで消化が激しいために眠れなくなってしまったり、Tシャツやズボンもパツパツになったりと、苦労が絶えないご様子でした。。
半年で75kgに成長⇒天皇杯決勝に挑む
2015年の6月には63kg級でしたが、12月には75kg級で戦えるカラダにまで成長しておりました、肩周りなどがひとまわり大きくなっており、ただ体重が増えたばかりではなくパワーも増したのだそうです。
そして12月の天皇杯、75kg級決勝では工藤選手との対戦、劣勢となりましたが、残り10秒で逆転を果たし、そのまま6-5で勝利をおさめたのです。
こうして見事にオリンピック出場の夢を実現させました!
レスリングのリオオリンピックアジア予選が3月に開催
カザフスタンにて、3月18日~3月20日までの期間、アジア予選が開催されるそうで、渡利璃穏選手は75kgに出場します。
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