2016年5月9日放送のNEWS ZEROのZERO CULTUREでは絵本の特集がありました。
絵本業界では1万部売れればヒットなのだそうですが、累計10万部をすでに売り上げているという話題の絵本がありそうで、紹介されていました(o・ω・o)
そのタイトルが『このあとどうしちゃおう』という絵本です。
このあとどうしちゃおうの特徴
このあとどうしちゃおう、という絵本の内容としては、亡くなったおじいちゃんの遺したノートに、自身の死後、自分がどうなりたいかを書き記しておいたものが登場します。
「こんな神様がいてほしい」
「天国はこんなところであって欲しい」
などという内容をわりとコミカル?に、ユーモラスに書き記されてあります。
![]() このあとどうしちゃおう / ヨシタケシンスケ 【絵本】
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作者のヨシタケシンスケさん
元々イラストレーターであったというヨシタケシンスケさん。
その才能を活かし、2013年に絵本作家としてデビューなさった方なのだそうです。
これまでに、
- りんごかもしれない
- ぼくのニセモノをつくるには
- もう ぬげない
などといった作品が代表作だそうです。
りんごかもしれないがこれまでに30万部、ぼくのニセモノをつくるにはが15万部という売上を記録しているそうです(゚д゚)!
ほかにも、『ふまんがあります』『りゆうがあります』などという作品も出版しており、やはり大ヒットとなっているようです。
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![]() ふまんがあります【電子書籍】[ ヨシタケシンスケ ]
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ヨシタケシンスケさんの絵本がヒットする理由とは?
ずばり、発想の豊かさにありそうです。
次々と繰り広げられる独自の発想、りんごかもしれないでは、男の子がりんごを見つけますが、「これはりんごじゃないかもしれない」と思い始め、りんごを様々なものに見立ててゆく、という内容だそうで、それを絵本として展開していく感じのようです。
なんと、りんごを100通りもの発想で描いているそうですよ…
ではなぜ発想をテーマにするのか、というと、
「今は1つのものに対する考え方が3つくらいしかなく、その3つに当てはまらなければダメですよ、という風潮があるような気がする」
とのことで、もっと選択肢を増やすべき、それを絵本で表現することが出来る、ということのようです。
実際に、絵本作家となる以前にも『なで肩ハンガー』などといったユニークな作品も作ったりもしていたようです(o・ω・o)
「発想をずらすことで、世の中のものが面白く見える」のだそうです、僕もちょっと凝り固まっているかもしれない脳を、もっと自由にしてやりたいかな?なんて思わされてしまいます。
ヨシタケシンスケさんの絵本は、絵本の概念そのものを覆すような発想でもあります。
『絵本=ウサギがオオカミにいじめられていて…』といった内容のものが誰しも思い浮かぶものだと思いますが、そういう既成概念そのものを気にせず、好きなように書いているのだそうです。
というわけで、大人同士でもプレゼントなどにしてもいいかもしれませんね、母の日の前に知っておきたかった気がしないでもないです(´;ω;`)
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